Schoenberg, Arnold (1874-1951)

SACD Gurrelieder: Salonen / Po Etc

Gurrelieder: Salonen / Po Etc

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  08/March/2010

    フィルハーモニアが、新たな音楽監督に、長年待ち望んだサロネンを選んだのが、正解!と言うのを物語る、いきなりの大作、完璧盤。今春、来日しますが(with H.ハーン!)、テンシュテット・ロンドンフィルのような、一時代を築いてほしいものです。ガンバレ、スーパーラニングオーケストラ。黒のジャケットもいい。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  24/January/2010

     サロネンの指揮者としての能力がいきなり全開となった,画期的名演である。村井様のご指摘どおり,サロネンの目指す方向性にしっかり沿ったソリストは勿論素晴らしいが,サロネンの巨大編成オケ・合唱の統率力の見事さは,アバド盤と双璧であろう。特にここで私が指摘したいのは,最近力任せのラフな演奏を聞かせることの多かったPO―インバルとの来日公演のマーラーなど,インバルの無統制もあって,「ドンガラガッシャン」という感じの,ブラスや打楽器が勝手に暴れまわり,弦は粗いアンサンブルに終始するといった,とんでもない代物であった―を,短期間でここまで緻密で音楽的なオケに変身させるとは,驚嘆すべき音楽性とトレーニング能力である。また合唱も,ラトルとの「第9」や「千人」で,思わず失笑するような子供っぽい演奏をしていたCBSO合唱団(他)に,豊かで音楽的な歌唱をさせていたことも特筆したい。そして音楽全体を,LAPOとの来日公演で聞かせたように,緻密でありながら壮麗で熱く描き尽くした感があることが本当に見事である。今後のこのコンビの成功は約束されたと言っていいだろう。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  25/October/2009

    サロネンの20世紀音楽は定評あるところだし、後期ロマン派への相性もパリでの素晴らしい『トリスタン』で確認済みだったが、ここまでやるとは。スコアを隅々まで掘り起こしたような精密さは、もちろん期待通りだが、馬の疾駆する様を描いた第1部第3曲や第3部の亡霊たちの合唱では、得意の精緻さを多少犠牲にしても表現主義的な表出を優先させているのが印象的。他方、抒情的な部分では、たっぷりしたロマンティシズムがある。難役ヴァルデマールに挑むのは、原詩の作者ヤコブセンと同じデンマーク出身のスティグ・アンデルセン。『指輪』のジークフリートも歌うヘルデンテナーだが、従来このパートを歌ってきた歌手に比べればリリックな、若々しい歌声の持ち主であるのが好ましい。イソコスキもドラマティック・ソプラノではないし、山鳩のグロープも大柄な歌を歌う歌手ではないから、このあたりは指揮者の意図に従った人選だろう。最後の語り手は内容から見て女性が担当した方がふさわしいと前から思っているが、アバド盤以来のバーバラ・スコヴァがまた素晴らしい。

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