Kimi Ni Todoku Ka Na.Watashi.
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偏屈男 | 東京都 | 不明 | 28/December/2009
南波志帆の声は「蛍光」を発しています。一人で歌っているのにコーラスに聴こえるのです。そして性別や年齢を超えて、無意識そのものが声を発しているかのような特異な存在感を持っています。これが聴く者の無意識の領域を直接共鳴させます。 そんな彼女の特別な能力が幾人もの作家の想像力を刺激し、色とりどりの宝石のような楽曲が集まりました。凡作は一曲もありません。歌詞は様々ですが、共通しているのは「大人の中に住んでいる少年や少女」を呼び覚ます内容で、聴けば誰もが十台のあの頃に連れ戻されるでしょう。 アレンジはアコースティックとエレクトロニクスの配合が適切で、声と相俟ってひたすら心地良いヴァイブレーションを与えてくれます。ミニアルバムということで曲数は多くないですが、一曲一曲のエネルギーが大変に強いため十分な聴き応えがあります。これより多いと多すぎるくらいです。 まだ16歳ながら、彼女の歌のスタイルは既に完成形にあるように思えます。 ライブ盤やカバー集にもチャレンジしてみて欲しいです。0 people agree with this review
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