A Russian Night -Rachmaninov Piano Concerto No 2, Stravinsky Firebird Suite, Tchaikovsky : Grimaud, Abbado / Lucerne Festival Orchestra (2008)
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サザンクロス | SINGAPORE | 不明 | 17/June/2012
アバドとルツェルンとの関係がいいんですよね。ベルリンフィルを率いていたアバドはあまり好きになれなかったけどルツェルンに来て生き生きしている。ベルリンの前にオペラを振っていた時のよう。それにしてもこのDVDのグリモー、皆を引き込んでしまった様。ガンガン引き込んでいくのではなく、完全調和。彼女の持つ共感覚が全員と会話を始めた様。この他にヤルヴィーとのベートーヴェンの皇帝も珠玉!これも2楽章がいい!ラフマニノフの2番といい皇帝といい、今までどちらかと言えば嫌いだった曲が好きになってしまった。グリモー様に感謝。0 people agree with this review
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烏 | 広島県 | 不明 | 16/November/2009
2008年度のルツェルン音楽祭での「ロシアン・ナイト」と銘打たれた一夜のプログラム。3曲共に完成度はきわめて高い。これらは、いずれもアバドの得意とするものだろう。ラフマニノフの1楽章冒頭の、ピアノにオーケストラが絡んでくるところは、このように映像があればまた一段と感動的だ。2楽章以下も、グリモーとオーケストラは優美さとしなやかさを失わない。これだけでも十分に満足なのだが、『テンペスト』がまた、この夜のオープニングにふさわしい演奏だ。『火の鳥』も悪くないが、たしかに村井氏の御指摘にもあるように、全体にまとまりが良すぎて優等生的な演奏になってしまったようだ。ソロも聴かせるし、トゥッティも鳴り響くのだが、そこに驚きと凄味がないのだ。音質、画質はともに良質。3 people agree with this review
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