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DVD A Russian Night -Rachmaninov Piano Concerto No 2, Stravinsky Firebird Suite, Tchaikovsky : Grimaud, Abbado / Lucerne Festival Orchestra (2008)

A Russian Night -Rachmaninov Piano Concerto No 2, Stravinsky Firebird Suite, Tchaikovsky : Grimaud, Abbado / Lucerne Festival Orchestra (2008)

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  • ★★★★★ 

    サザンクロス  |  SINGAPORE  |  不明  |  17/June/2012

    アバドとルツェルンとの関係がいいんですよね。ベルリンフィルを率いていたアバドはあまり好きになれなかったけどルツェルンに来て生き生きしている。ベルリンの前にオペラを振っていた時のよう。それにしてもこのDVDのグリモー、皆を引き込んでしまった様。ガンガン引き込んでいくのではなく、完全調和。彼女の持つ共感覚が全員と会話を始めた様。この他にヤルヴィーとのベートーヴェンの皇帝も珠玉!これも2楽章がいい!ラフマニノフの2番といい皇帝といい、今までどちらかと言えば嫌いだった曲が好きになってしまった。グリモー様に感謝。

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  • ★★★★☆ 

    yokoyoko  |  不明  |  不明  |  28/January/2011

    演奏内容は大変立派だと思います。ただ46インチのテレビで見ると画質がかなりノイズっぽいです。BDで再発売してほしいものです。(最初国内盤を買って画質がひどかったので、ヨーロッパ盤も取り寄せて視聴しましたが同じ画質でした・・・。)

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  • ★★★☆☆ 

    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  09/March/2010

    レコード・アカデミー賞を鵜呑みにしてはいけない好例。アバドは好き嫌いで評価できない指揮者(嫌いなら観なければ良い)。94年の来日公演、二度の生演奏を観れば、残念ながら大病後の外見的衰えは隠せない。これなら、BPとのヨーロッパ・コンサートを薦める。2008年収録としては、映像のノイズ感は強い。正直、Chapter9まで寝てたが、Chapter10から目が醒めた。アンプの音量を9時程度の大きさで聴くが、ダイナミック・レンジの広さは素晴しい。それが判らないようなら、クラシック音楽を聴くオーディオ・システムでない・・・。

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  • ★★★☆☆ 

    martin  |  神奈川県  |  不明  |  18/December/2009

    名手揃いのルツェルン祝祭管の火の鳥は聴きもの。特に管楽器の美しさ! ロシアンナイトと名うっているが、ゲルギエフなどと比べるとあくまでアバド印のロシア音楽集というところが若干もの足りなくもあろう。 グリモーのラフマニノフにいたっては両者の意向もあろうがオーケストラのほうがよほど雄弁なような気がする。 彼女のしっとりと歌いこむ弾き方は魅力と言えなくもないが、その分スリリングさに欠ける。賛否がでよう。

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  • ★★★★★ 

     |  広島県  |  不明  |  16/November/2009

    2008年度のルツェルン音楽祭での「ロシアン・ナイト」と銘打たれた一夜のプログラム。3曲共に完成度はきわめて高い。これらは、いずれもアバドの得意とするものだろう。ラフマニノフの1楽章冒頭の、ピアノにオーケストラが絡んでくるところは、このように映像があればまた一段と感動的だ。2楽章以下も、グリモーとオーケストラは優美さとしなやかさを失わない。これだけでも十分に満足なのだが、『テンペスト』がまた、この夜のオープニングにふさわしい演奏だ。『火の鳥』も悪くないが、たしかに村井氏の御指摘にもあるように、全体にまとまりが良すぎて優等生的な演奏になってしまったようだ。ソロも聴かせるし、トゥッティも鳴り響くのだが、そこに驚きと凄味がないのだ。音質、画質はともに良質。

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  • ★★★★☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  04/November/2009

    はっきり言ってアバドはどうしても好きになれない指揮者だが、新生ルツェルン祝祭管を組織して以来、特にここ2〜3年の演奏水準の高さは、アバド嫌いをも黙らせずにはおかぬものがある。2008年夏のルツェルンのハイライトは幻想交響曲だったと思うが、なぜかCDが発売中止なので、これで我慢するしかない。このDVDの白眉は最初の『テンペスト』。すでに2回録音、BPOとのライヴ映像もあるアバドの得意曲だが、下手にやると茫漠たる感じになりかねない曲を見事な起承転結で聴かせる。ラフマニノフは、今やバリバリ弾くのは流行らないわよと言わんばかりの粋で繊細な演奏。『火の鳥』では緩急、強弱、声部のバランスなど様々な面で音楽の「とがったエッジ」を滑らかにしてしまうアバドの悪い傾向が出た。むしろ優美といっても良い、安定した演奏だが、この曲本来の前衛的な趣きは消されてしまっている。

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