Piano Concerto, 1, 2, : Blechacz(P)Semkow / Concertgebouw O
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CHOPINIST | 大阪府 | 不明 | 06/January/2010
第1番の冒頭から、とても鈍重な滑り出しで心配になりました。サウンドも今まで聴いてきたRCOのものとは違うもの・・・ライヴ録音だからか、それとも指揮者のせいか、はたまたあのRCOでもDGが録音すればこうなってしまうのか、と余計な憶測ばかりが頭を過ぎりました。しかし、ピアノが入ってくるとその憶測もどこかへ行ってしまいました。相変わらずのブレハッチの明快かつ繊細なピアニズムに聴き入ってしまうばかりです。第2番の方はセッション録音のようなので、第1番のようなバランスの悪さはなく、安心して聴けますが、やはりサウンドの違和感は拭えません。ハイティンクのPHILIPS録音のような各楽器の美しさ、シャイーのDECCA録音のようなクリアさ、そしてRCO Liveの録音のような臨場感は微塵も感じられない録音です。 今回、第1番をライヴ録音で収録した理由は私にはわかりません。どちらにしろ、ブレハッチの今後には大いに期待しています。0 people agree with this review
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はしかつ | 千葉県 | 不明 | 28/November/2009
1番に関してはツイマーマンに匹敵する。センス抜群だ。正攻法でありながら、一音一音ニュアンス豊かで、まるできらめく宝石のようで、素晴らしい。伴奏も決して突出することがなく、ピアノと一体化しており、こちらも言うことがない。だが、なぜか2番についてはそれほど感銘を受けなかった。いすれにせよ、今後、注目すべきピアニストであるのは間違いない。2 people agree with this review
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eroicka | 不明 | 不明 | 01/November/2009
同じポーランド出身のショパンコンクール優勝者としては、過去のツィマーマンやハラシェビッチと比べると小粒な感じは否めないが、テンポやタッチなどポーランドのショパン弾きに共通した文化を感じる。屈折した暗さや深みは薄いし、ポリーニのような神技というほどまでの技巧派・知性派でもないが、タッチの美しさ・軽やかさやナイーヴな繊細さは強みだろう。何年か前の浜松国際ピアノコンクールのCDやショパンコンクールのビデオなどで聴いた協奏曲第1番よりもさらに表現が熟し、成長がうかがえる。セムコフ指揮のRCOAも美しく、演奏の質を高めている。1 people agree with this review
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