Symphony No.8, No.10 -Adagio : Tilson Thomas / San Francisco Symphony & Chorus (2SACD)
Customer Reviews
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masato | 新潟県 | 不明 | 09/February/2010
間違いなく録音は最高。初めて「千人〜」の全てが聴けたような感じ(SACDの2チャンネルです)。とにかく何から何まで聴き取れる、聴き取れる…。高音硬くなく、低音どっしり。微音・弱音から大音響まで、全てが美しく収録されている。もう驚きです。演奏も1級品。演奏が凡庸だったら、名録音も名録音に聴こえないんでしょうね。名録音に聴こえるということは、それだけ演奏が素晴らしいということ。私にとっては、録音も含めた総合点では、これがベスト1です。7 people agree with this review
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kuzu2001 | 東京都 | 不明 | 19/October/2009
MTTがロンドン交響楽団以後のポストとして、格下と思えたSFSを選んだときは、意外に思ったものだが、このマーラーチクルスを聞いてきて、不明を恥じるとともに、MTTの本意がわかってきた。特にマルチチャンネルで聞くと、音場の見通しがよく、音楽のすみずみに配された仕掛けが手に取るようにわかる。それでいながら、自然な情感がそこかしこに滲み、この曲に期待される高揚感も期待以上。コンサート以外で、これだけすべての条件を満たしたマーラーの「第8」体験は初めて。 ところで、至る所で「MTT&SFSのマーラー最終章」と喧伝されているようだが、2010年には、真の完結編である歌曲集(リュッケルト、さすらう若者、角笛)が控えている。21世紀最初のディケード(「嘆きの歌」は20世紀だけど)を通してのMTTの仕事を最後まで聞き届けたい。8 people agree with this review
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恐怖のタヌキ男 | 兵庫県 | 不明 | 01/October/2009
千人は、これがライヴとは思われないクオリティであり、セッション録音にも劣らない録音で、細部まで磨かれており、マーラーの録音が、ポスト・バーンスタインの世界で大きく変わっていることを感じさせてくれるものでした、聴いて、心底感動しました。ティルソン・トーマスのマーラーは、この前PMFオーケストラとの5番を聴いて感動しましたが、このCDも素晴らしかったです。7 people agree with this review
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masashing | 大阪府 | 不明 | 05/September/2009
長年のリファレンスであるシノーポリ盤(S・92年録音)とほぼ同じ演奏時間なので比較すると、トーマス盤(T)は期待通り、音のなめらかさや透明感はすばらしく、歌手陣の立ち位置やコーラスの口元さえ見えるような鮮やかさはすごいの一言。録音風景写真通り、コーラスが楽団の頭上後方を取り巻いて、頭から降ってくるようだが、反面、音にも少し奥行きが足りないのが唯一の欠点か。 一方Sは、音のダイナミックスではこちらが上で、コーラスの透明感は負けるものの、歌手陣の力量はSの方が一枚上であり、より感動的である。 同じようにベルティーニ(ケルン放響91年)とインバル(東京都響08年)とのライブ盤対決にも当てはまる。 いずれにしても、このTを含めた4枚は、比較的人気薄といわれる第8番の牽引役として手元においておきたい一枚になった。あと一つ加えるとシャイー盤になるか。 こうなると、あのラトル、ブーレーズ、バーンスタイン、ショルティ、テンシュテット、小澤、マゼール、ノイマン、クーベリックなど、棚に眠ったままになる。このあとマーツァル、ジンマンときたら・・・。最後に、この前Youtubeで見たエッシェンバッハ指揮・パリ管弦楽団の8番はとてもすばらしかったので、見ていない方はぜひ見てください。5 people agree with this review
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としちゃん | 宮城県 | 不明 | 27/August/2009
現在のところ、最高の第8CDだと思う。第1部最後の追い込みなど、もの凄い激しさにもかかわらず一糸乱れず。第2部も聴き手を飽きさせずに引きつける手腕。素晴らしい。悠々と演奏するトランペットの響きも美しいです。最後の神秘の合唱で、他パートが休止して女性パートだけが残る箇所がある。最近ではディヴィス盤、古くはデ・ワールト盤も、このスコア通りの効果を引き出していた。本トーマス盤は録音のすばらしさや合唱の実力なのか、ここでよりいっそう感動的な瞬間をもたらしている。8 people agree with this review
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 22/August/2009
祝、全集完結! これが21世紀初頭を代表するマーラー全集として長く聴き継がれてゆくことは間違いないが、一つだけ贅沢な不満を言えば、アイロニーやパロディといった側面の表出がやや弱いこと、端的に言えば、少し陰影が足りないことがこのツィクルスの弱みだった。しかし、このディスクを聴くと、その印象も訂正する必要があるようだ。最初の第10交響曲・アダージョは苦みもアイロニーも兼ね備えた素晴らしい名演。一方、メインの第8はと言えば、もともと暗い側面のない曲なので、ティルソン=トーマスのアプローチに何の不安もない。そして演奏は、これはもう堂々たる横綱相撲。アンサンブルを磨き上げて、総譜の情報を細大漏らさず拾い上げることを主眼にしているが、現在望みうる最高水準とも言える優秀な録音の助けもあって、立ち現れてくる曲の威容の見事なこと。しかし、単なるインテンポ主義ではなく、この全集の随所で見られた、ロマン派への先祖返りのような大胆なアゴーギグがここでも聴かれる。第1部末尾では思い切ったアッチェレランドで音楽を追い込んでいるし、逆に第2部の終わりでは幅広いテンポをとって、いやが上にも壮大さを盛り上げている。当初予定より2年以上遅くなった録音のための演奏会には周到な準備がなされたのだろう。合唱の練度も高く、独唱陣にも隙がない。大所帯の統率をとるのが難しく、たとえばブーレーズもかなり遅いテンポをとっている第1部末尾も、前述の通り、速いテンポで突進するが、アンサンブルには少しの乱れもない。10 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 09/August/2009
ティルソン・トーマスによるマーラー交響曲全集の有終の美を飾る圧倒的な名演である。名演の前に超をいくつかつけてもいいかもしれない。私としても、第8を聴いてこれほどの充足感を覚えたことは殆ど記憶がないほどだ。堂々たるインテンポを基調としつつ、ここぞという時の圧倒的な盛り上がりや、抒情的な箇所の天国的とも言うべき極上の美しさ。合唱団や独唱もいずれも抜群の巧さで、トーマスの卓越した統率力の下、オーケストラともども最高のパフォーマンスを示している。第10は、あのシノーポリの怪演にも匹敵するスローテンポであるが、演奏の性格は全く異なる純音楽的な美演。さらに特筆すべきは、SACDマルチ録音の優秀なこと。特に第8については、その高音質においても史上最高と言っても過言ではないのではなかろうか。13 people agree with this review
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