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CD Milstein Emi Recordings (8CD)

Milstein Emi Recordings (8CD)

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    カワサキヤ  |  東京都  |  不明  |  25/January/2014

    サンクト・ペテルブルクの教皇レオポルド・アウアー門下の三羽烏ハイフェッツ、エルマン、ミルシティンはいずれも一時代を画した巨匠ヴァイオリニストでしたが、ついに来日せずに終わったこともあって、日本での存在感は戦前から今に至るまであとのふたりに及ばない印象があります。まったく芸風の異なるヴァイオリニストたちに順位をつけるのは愚かな行為であり、わたくしは三者三様、いずれも愛聴して止みませんが、いくぶんの線の細さを逆手にとり、もっとも高貴なプラチナシルバートーンを聴かせたのがミルシティンであることは論を俟たないと思います。晩年ロンドンでのミルシティンをよくご存じの方から、よくうかがいましたが、ハルトナックが名著「20世紀の名ヴァイオリニスト」でも触れているように いくぶんか細身でありながら格調高い貴族的と呼ばれた音と、左手の無駄のないボウイングはその八十代のリサイタルでも鮮やかというより魔法をみるようだったそうです。わたくしのミルシティン遍歴はNHKFMをエアチャックした1975年ウィーンフェストボッヘンのゴールトマルクのヴァイオリン協奏曲(ルデル指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団・アンコールはバッハのアレグロ・アッサイ)に始まります。当時スターンやオイストラフは聴いておりましたが、ミルシティンの美音と流暢なテクニック、そして、ここ一番で当たる(グッとテンポを揺すって押してくる)ロマン派ならではの演奏の虜になりました。DGのバッハの無伴奏はそれからLPででました。 さて、申すまでもなくナタン・ミルシティンのベストワンレコードが、その「カール・ゴールトマルクのヴァイオリン協奏曲・ハリー・ブレック指揮のキャピトル盤」であることはコレクターの一致するところですが、このセットには入っておりません。その点だけは残念の極みですが、ここに収録された録音はすべて日本盤のCDより音質もすぐれており、かつて東芝EMIが室内楽・器楽曲のみで組んだ箱もの「ナタン・ミルシティンの芸術」を持っている筆者も当然買い直しました。モノ表記の一部は明らかに(疑似かもしれませんが)ステレオプレゼンスと思います。ゴールトマルクは英テスタメントから、これも驚異の名人芸が聴ける「ラロ・スペイン交響曲」並びにラロのテスト録音集断片とともにCD1枚で出ていますから、それをお求めになれば済みます。長くなりましたが、東芝盤を持っていて音質に不満のむきは、買って損はありません。このころのミルシティンは、やはりキャリアの絶頂で、DGでのバッハの無伴奏は、素晴らしい出来ですが、もっとも得意としたソナタ3番のアレグロ・アッサイなど、凄味のある芸と、そうでないものがあります。アバドといれた メンデルスゾーン、チャイコフスキーは容易に入手出来ますが、あんまり面白くなく、むしろ体当たりでヨッフムのウィーン・フィルと丁々発止のブラームス、そして最晩年まで速いパッセージに驚異の技巧を聴かせる「ラスト・リサイタル(テルデック・ワーナー)」のクロイツェルが有終の美を飾ります。ヴァイオリンの貴族と謳われたミルシティンのセットとして持っていたいものです。余計なことながら、グラズノフはなんといってもハイフェッツのRCAステレオ盤が桁外れの名演です。第1楽章の管楽器の2小節のあとの第1音でノックアウトされますね。

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  • ★★★★☆ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  12/February/2013

    大ヴァイオリニストであるが、LPを買ったことはありません。ヴィルトォーゾ、アウアー門下のロシア人ということならハイフェッツのほうが有名でした。そしてバックを務めるピッツバーグS.O.というのが得体が知れない。U.S.A.にその街があるのは知っているが、地図上でどこと指し示すことができないし、他者の盤で見たこともありません。グラズノフの協奏曲は作曲者自身の指揮で演奏したことがあるという話を聞いて興味をそそられたが、如何せん名曲の誉が高い曲でなし。そうこうしているうちにバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ全曲のステレオ新録、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの協奏曲の新録が出て皆評判がいい。協奏曲はVPOだし買おうかと思ったが、今度は70歳ということにひっかかりました。いくらなんでも力感は衰え、反応は遅くなっているのではないか。この度熟年期の録音選集が1CDあたり500円以下で入手できることとなったので購入してみました。上記3協奏曲はこちらもステレオですし。アンソロジーということは全録音でないわけで、協奏曲ではバッハやモーツァルトが割愛されています。これはこのヴァイオリニストの本領がロマン派にあることを示しているのでしょう。事実待望(?)のグラズノフの協奏曲の第1楽章を聴くと濃厚な情緒を見事に弾き切っています。次は2度も録音したバッハの無伴奏曲で、最も有名なBWV1004を聴いてみました。第1印象は速ッです。が、一音たりとも疎かにしているわけではありません。シェリング(67年)27.18に対し22.12です。シェリングで聴きなれていたらたぶん投げ出すでしょう。それで、ベートーヴェンのクロイツェルソナタも聴いてみました。これも28.47で、シュナイダーハン・ケンプ盤の41.53より13分も速いのです。これもシュナイダーハン盤ですりこまれていたら何じゃこれでしょう。しかし、聴きなおしてみると第1楽章15分近くを11分弱に圧縮しているので劇的な感じが高まっています。そうなるとシュナイダーハンらはぬるくて聴いていられなくなります。さらにこの人たちソリストになるには今一つ力不足かという気さえしてきます。そしてミルスタインのすごいところは両曲を口実にして曲芸を聴かせられたという気はしないことです。確かに両曲は聴いたのです。両曲苦手な私的にはひじょうにけっこうでした(まあ、無理して好きでもない曲を聴くなんて愚の骨頂なわけですが)。両曲に過剰なロマン派的情緒は禁物という確かな様式感から自分のロマン派傾斜を封じるためこのようなテンポをとっているのではないかという想像までしてしまいました。Vn好きな方なら一聴の価値あるセットでしょう。

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  • ★★★★★ 

    hitomaro  |  愛知県  |  不明  |  08/October/2012

    ミルシテイン好きであったら,ぜひとも持っていたいセットです。 また,ミルシテインを聴いてみたい人にとっては,「まずはこのセットから」とお薦めしたい。 ミルシテインの音は必ずしもロマンティックではない。音の大きさで驚かせたりはしない。 ただ,正確なテクニックで,透明な音で弾く。これだけだと機械的な音になりそうだが,彼の根底には音楽を表現することへの強い情熱がある。同系統の奏者にはハイフェッツやシェリング,オイストラフが挙げられそうだが,ハイフェッツの切れ味についていけない人や,オイストラフの骨太な感じに飽きた人にはうってつけだ。 バッハは,ミルシテインが得意とした作曲家だ。というより,ミルシテインのバロックは,絶品である。ヴィターリのシャコンヌは,シェリングの端正に情熱を加えた名演。 ベートーヴェンは,オイストラフの力強い響きもいいが,透明感のあるミルシテインもときに聴きたくなる。 ブラームスは,ヨッフムとの盤が有名だが,こちらも悪くない。 チャイコフスキーは,個人的にはこの録音が他の誰より好ましい。個性たっぷりに歌い上げるよりも,曲自体の良さを感じさせてくれる。その上,ドライではない。 同様に,メンデルスゾーンもこの録音が一番好きである。アバドとの新盤も持っているが,録音の具合か,ヴァイオリンの音がとてもクリアである。メンデルスゾーンが嫌っていたロマン派的表現はそこにはなく,バロックや古典派を奏するような感覚で弾いている。これも,曲自体の良さを味わえる。 他の曲も同様に,質が高い。 これだけの録音が廉価で手にはいるのだから,買いである。

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  • ★★★★★ 

    Dr.K  |  栃木県  |  不明  |  28/February/2011

    50年前に買って持っていたドボルザーク、グラズノフの協奏曲のLPがmonoだったし、コメントにもmonoと表示されていたが、間違いなくstereo録音で、左右の広がりは十分ではないものの、音質も良好です。おなじくCapitolの25cm盤のPaganinianaが入っていないのが残念でした。

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  • ★★★★★ 

    hiro  |  千葉県  |  不明  |  17/November/2010

    ナタン・ミルシテインはFMでは何度か聴いたことがあるが、おそらく購入したのは初めてである。数枚をじっくり聴いて、そのしなやかで、滑らかな、清んだ音色で、心の奥にしみこむ深い情感に満ちた演奏に驚いた。50年以上もクラシックを聴いてきたのに、この演奏家の素晴らしさに気付かなかったことが口惜しい。このCDはモノラルも含まれているが、音質も良い。

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  • ★★★★★ 

    崖っぷちのシニー  |  神奈川県  |  不明  |  22/June/2010

    長らく国内で廃盤になっているサンサーンスのコンチェルトが復活したのがうれしい。 メンデルスゾーンやチャイコはセラフィムの国内廉価版を持っているが、今だにこれらの超有名曲の私にとってのベスト盤の一つだ。 チャイコの終楽章のスピード感のあるスリリングな演奏はいまだに興奮させられる。 名盤といわれているクロイツェルが復活したのもうれしい。

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  • ★★★☆☆ 

    Kitaraマニア  |  北海道  |  不明  |  12/January/2010

    ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの協奏曲、バッハの無伴奏は、どうしても晩年のDGへ録音した演奏と比較せざるを得ず、解釈の深遠さ、また私個人としてMilsteinに抱いているバイオリンの音色という面では、全てが後年の録音のほうを好みますし、一般の方へは勧めます。年代のせいか、EMIの録音のせいか、バイオリンの音色に鋭さが無く聞こえ、MilsteinをMilsteinたらしめたクリスタルグラスのような艶やかな音色が今ひとつと思います。ソナタや小品は楽しめますが、同時代であれば、Heifetzのほうが録音としてはアウアー系の個性を良く捕らえていると思います。どちらかというと、Milsteinに興味を持たれた方が聞くべきCDであると思います。余談ですが、「ロシアから西欧へ―ミルスタイン回想録」を読まれることもお勧めします。一層、Milsteinへの思い入れが増すこと請け合いです。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡県  |  不明  |  28/July/2009

    ミルシテインのキャピトル時代の名盤が復活するのは嬉しい限りである。音質も向上していれば申し分ないのだが。

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