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Mendelssohn (1809-1847)

CD Symphony No.3 -1842 version, Piano Concerto No.3, etc : Chailly / Gewandhaus Orchestra, Prosseda

Symphony No.3 -1842 version, Piano Concerto No.3, etc : Chailly / Gewandhaus Orchestra, Prosseda

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Showing 1 - 6 of 6 items

  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  17/September/2011

    これはどうしてみなさん最高の評価にならないのだろうか。山ほどのCDが安値で入手でき、入手しても未聴CDも数ある中でこれほど楽しめたCDは滅多になかっただろうに。私はものすごく楽しかったです。知った曲を別のバージョンで聞くのは。年を取り、新しい難解な曲を聞き込んで理解しようとする気力がなくなりつつある現在の私にとっては誠にありがたい楽しい企画でした。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  30/January/2010

    メンデルスゾーンのピアノ協奏曲は、むちゃむちゃ「ベタ」な音楽だとは思うが、どういうわけだか僕の聴覚を捉えて放さない魅力がある。今までト短調とニ短調の2曲しかないと思っていたので、この3番は掘り出しものだった。このホ短調の協奏曲もまた実に素晴らしい。この曲に出会えただけでもこのCDは、個人的に★5つを捧げたいところだが、他の曲の演奏がイマイチだ。シャイーのメンデルスゾーンは、悪くはないが、例えば同じイタリア系のアバドなどに比して 突出した(この作曲家との)相性のようなものは弱いと思う。

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  07/November/2009

    メンデルスゾーンは優美で、哀愁に満ち溢れた美しいメロディを生み出す作曲家であるというのが定評であるが、本盤はそうした印象を覆すのに十分な一枚だ。それは、スコットランドのロンドン稿の使用などに見られるように、できるだけ初稿を選択したことにあると思われる。スコットランドは、特に第1楽章や第4楽章など、相当に荒削りな箇所が散見されるが、シャイーは、それをオブラートに包んだりすることなく、あくまでも正攻法のアプローチを行うことによって、メンデルスゾーンの初稿に如実に表れていた荒ぶる感情の高まりや激しさをダイレクトに聴き手に伝えてくれる。したがって、ライブならではの熱気と相まって、やや音ににごりが見られるなど、いささかやり過ぎが懸念されるきらいがないとは言えないが、全体としては、メンデルスゾーンをこよなく愛したシャイーならではの佳演と評価することができよう。ヘブリディーズ諸島も、ローマ稿を採用するなど、スコットランドと同様の性格の佳演だ。他にも、ピアノ協奏曲第3番など、知られざる曲が併録されており、本盤の価値をより一層高めることに貢献している。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  11/October/2009

    メンデルスゾーン生誕200年記年号たる収録でしかもこの作曲家と縁のあるLGHOをシャーイが振っています。各曲は各々普段私たちが聴いている版とは異なった版に基づいて演奏されておりその辺りはHMVや先の大阪府や埼玉県の方のレビューを参考にされたらよいと思います。私は昨日つまり2009/10/10付けでムーテイ演奏のメンデルスゾーン交響曲への書き込みをしたのでその弾みで本盤第3番「スコットランド」交響曲について少し触れますとタイム的にはトータル36分余で反復部分を考慮しても少し短めなのかなぁと思うのは第4楽章の出だし鋭いとも感じる速さからでもあるのでしょう、余りテンポアップ過ぎて各パート音の構成内訳が聴こえて来ずただただ忙しさばかりが耳につく一方ある意味新鮮さを覚えたのも事実です。同楽章次の展開部も早めのテンポ・・・しかし私がこの曲のこの楽章で今までどの演奏にもいつも抱いた合奏での音色の「濁り」が本盤演奏で特に管楽器にアクセントをつける事で消滅しているのが発見でもありました・・・オーケストラは若干粗いのですがこんな演奏がLGHOから発せられるのもある面、面白かったです。いろいろ異論もあるでしょうがこれ全て版の違いとシャーイの読み故と思います。初めて聴く段階では注目に値いする盤でしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  05/September/2009

    音の資料として大変貴重な録音であることは分かる。でも、ガーディナーが録音していた『イタリア』の改訂稿もあまり感心しなかったが、『スコットランド』と『フィンガルの洞窟』はわれわれが普通に聞いている出版稿の一つ前の形(改訂版ではない)で、曲の生成過程を知るという点では面白いものの、やはり未整理で繰り返し聞きたいと思うようなものではない。「メンデルスゾーン・ガラ・コンサート」で演奏された『スコットランド』にも少し普通と違うところがあったが、あれは出版稿を慣習的カットを復元して演奏したようだ。ライプツィヒに移ってからのシャイーの仕事にはレコード会社の思惑と指揮者の趣味が一致しているのか、こういう落ち穂拾い的なものが多いが、演奏・録音ともに優秀なだけに勿体ないような気がしてしまう。ピアノ協奏曲第3番も復元の努力には敬意を表するが、やはり凡作。

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  • ★★★★★ 

    まさやん  |  大阪府  |  不明  |  02/August/2009

    メンデルスゾーンのオーケストラ作品は交響曲第5番「宗教改革」を除けば全てに異稿の存在が有り、愛好家の悩みの種になっている。シャイーは初稿の録音が多いが、ここでの「スコッチ」は改訂版。ピアノ協奏曲はトッドの完成版が2種(2楽章版と3楽章版。3楽章版は作曲者の草稿に由来しない)あり、これは3種目の完成版。フィンガルは作曲者自身が2つの稿を残し、夫々に修正版が存在するので計4版存在し、ここでは初版を使用している。メンデルスゾーンの作品には異稿が多く、改訂版が必ずしも「改正」になってはいない処に特徴があるので、それを理解した上でこのCDを購入されれば、この盤の価値がどれほど貴重であるかがお分かり頂けると思います。

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