Orchestral Music : Jansons / Bavarian Radio Symphony Orchestra
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Kei | 神奈川県 | 不明 | 11/October/2009
ヤンソンスは重厚かつ華麗な上にBRの特質である柔らかな音を生かして、実に滑らかでもある素晴らしい演奏をしている。もともとワーグナーはこのミュンヘンの暖かな、柔らかな音が合っていて、いくら上手くてもBPOではミスマッチだと思っている。と、ここまでは満点だが、ワーグナーにはプラスアルファが欲しくなってしまうのである。このような序曲や劇中曲のショーピース的な演奏には、独立の管弦楽曲として完成度を高めたものと舞台の場面を彷彿させるものがあって、楽劇そのものに親しんでいる人間にとって前者は物足りない。楽劇そのものの呼吸とかドラマを構成する感情、葛藤などを反映してないからだ。ヤンソンスの場合、完成度は高いが、前者に属する演奏だと思う。神棚を崇めるのは好きではないが、後者の代表であるクナッパーツブッシュがVPOやミュンヘンPOを振った演奏に満ち溢れるオーラがここでは希薄なのが惜しい。とは言え、もうこれからそんな演奏が出てくる可能性も高くはないだろうから、満点としよう。録音はライブとしては良い方だが、強奏時の音抜けは若干悪い。0 people agree with this review
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Linden | 神奈川県 | 不明 | 09/September/2009
実は、ルツェルンでこの演奏会が行われたすぐあと、2008年8月にNHK-FMで速報として、既に放送されていた音源です。とても素晴らしい演奏だったのに、エアチェックに失敗したので、この盤が発売されると知ったとき、真っ先に予約しました。音質はFMで放送されたものよりややドライですが、演奏は文句なしです。バイエルン放送交響楽団が元から持っていた弦楽合奏の美しさ、管のソロのつややかさに加え、ヤンソンスが首席指揮者になってから、強奏時の迫力と表現力が新たに加わったように思います。「タンホイザー」を最初にドレスデン版の序曲として演奏し、その後「バッカナール」を演奏するというのも新しい試みで、とても成功していると思います。「ローエングリン」1幕前奏曲の冒頭の弱奏の美しさとクライマックスにかけての盛り上がり、「ワルキューレの騎行」での表現力のすごさ、「神々の黄昏」からの2曲については、もう言うことのない出来です。新本拠地のホール建設の計画も進んでいるヤンソンス/バイエルン放送響のコンビは間違いなく、新たな次元に確実に進んでいると思います。2009年秋の来日でも組まれるこのワーグナー・プロ。楽しみですね!1 people agree with this review
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徳力 | 東京都 | 不明 | 06/August/2009
文句なしにオーケストラが上手。ドイツ的な伝統を守る響きとは、こういう音ではなかろうか。ワーグナーの曲は爆発的にうるさくなる場合が多いが、当盤では冷静且つ重厚感があり、音楽と真摯に向き合っている。拍手が入っているが、その落ち着いた様子から客層のレベルの高さが窺える。0 people agree with this review
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