Tchaikovsky Symphony No.6, Mussorgsky Pictures at an Exhibition, Scriabin, Borodin : Golovanov / Moscow Radio Symphony Orchestra (3CD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 18/April/2013
期待通りの大演奏。最初の「1812年」からしてすごいね。大絶叫の大暴れ。もちろん「悲愴」も同じ路線。ボロディンは大見得の切り方があざといくらい。「展覧会の絵」だって強烈。スクリャービンは、曲そのものをいろんな演奏で聴いているわけではないのでよくわからないながら、この盛り上がりのエスカレートぶりはやはり只者ではあるまいな。怪物指揮者ゴロワノフさんの貴重な録音集です。テンポの急な変化、音量の加減、それらに異常なまでのコントラストをつけるというのが彼の「芸風」のように思われます。人によっては、ふざけているとか下品だとか評価をしても、それはそれで仕方がないでしょう。ただ、私個人としては、ふざけてるとか遊び心とかサーヴィスとかいう印象はまるで受けません。言ってみれば「針小棒大」。落ち着きのある楽想は引きのばして落ち着かせ、軽快で音符の多いパッセージは快速にして際立たせ、といった、「条件反射」的で「イメージ増幅」型の、「キャラクター際立たせ、しつこいコントラスト」志向の表現タイプなのだな、と思います。そしてそこに必ずしも「情感」が伴わないので、外形上の奇矯さが目立ってしまうことになったのだな、と思います。たとえてみれば、予備校の名物教師かな。教科のツボをよく心得て、わかりやすく、聴く者の注意をよく引き付けて大いにウケル。でも、教育者では決してない。教科の理念や意味を教えてくれるわけではない。ゴロワノフさん、曲の性格付けをあざとく露出して効果的に聴く者に提供してくれるけど、曲のすごみや意味を教えてもくれず、感動とも無縁というわけです。申し訳ないけど、やはり非一流の存在でしたかな。録音はよくはない。特に強音時の混濁はこの演奏スタイルとしては痛い。なお、思ったのは、全くこの録音のまねをして最新録音で再現してみたら、結構面白いんじゃないの、といふことです。往年の名物録音の「物まね再現」だね。音楽行為ではなく「娯楽実験」としてシャレでやってみたらどうでしょう。おヒマで刺激を求めるミュージシャンの皆さん、ぜひお試しを。0 people agree with this review
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