Complete Symphonies, Manfred Overture, etc : Kletzki / Israel Philharmonic (2CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 21/February/2021
モノながらワーナーのリマスタリングは良好で聴きやすい音。50年代だからスコア改変はあるが、セルのような酷いことはなく許容範囲。いや、なによりも名演だ。クレンペラー、バーンスタイン、バレンボイム等ユダヤ系指揮者のシューマンへの共感の深さはなんなのだろう。非ユダヤ系のサヴァリッシュ、スイトナー、クーベリックらは客観的で前期ロマン派のスタイル内での演奏なのだが、ユダヤ系の指揮者はそこから一歩踏み込んでシューマンの心象風景に迫ろうとする人が多く、クレツキもまさにそうした方向。ときに極めて濃厚な表情を付けるし感情が爆発する部分もある。クレツキを即物主義の指揮者だと思っている方はびっくりされるかもしれない。イスラエル・フィルも全力で演奏しており実に熱い熱いシューマンになっている。実質交響曲である「序曲、スケルツォとフィナーレ」も含まれ全集としての価値は損なわれていない。2 people agree with this review
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ルートヴィッヒ | 大阪府 | 不明 | 12/July/2013
恐らくはLPからの板起こしされたCDだと思うが、針音などはあまり気にならなかった。それ以上にクレツキのオーケストラから引き出す音がまるでフルトヴェングラーとベルリンフィルのような音に似通っていたことに驚かされた。まさに血の通った生き物を感じるようなゾクゾク感があった。さすがはフルトヴェングラーの薫陶を受けた指揮者だと思った。特に第2番のまるで生きた蛇が動き回るような感じはフルトヴェングラーが指揮したらこのような演奏になるのだろうと感服した。このような名指揮者があまり日の目を見なかったのは残念で仕方がないし、今後はリバイバルして多くの眠れる録音が発見されリリースされることを祈る。1 people agree with this review
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