Mussorgsky: Pictures At An Exhibition/R-Korsakov: Scheherazade
Showing 1 - 3 of 3 items
-




shef | 栃木県 | 不明 | 13/July/2015
ロスロポーヴィッチ/パリ管の絢爛豪華なアクの強い「あざとい」演奏、この「あざとさ」を中和したコンドラシン/コンセルトヘボウの演奏、そしてモザイク画のような色彩感と精密機械のようなリズム感に彩られたマゼール/BPOといった優れた演奏の前で、プレヴィンは何を聴かせてくれるか興味があった。 これは品の良いシェへラザードだ。ウィーンフィルの自発性を生かしながら、ここぞと手綱を引き締めたり、拍車をかけたりとプレヴィンは音楽を破綻なくドライヴする。リズムの切れ味はいいしリムスキー=コルサコフらしい豪華な色彩感も楽しめる。ただ、欲を言えば、すこし行儀良すぎるかな、と思う時もある。もうすこしえぐみが欲しくなる。 乱暴な言い方をすれば、音楽を煽り、バランスを省みず爆発させるような演奏を「ロシア的」と形容するのは間違っているし、この曲はそういった性格のものではない。精密は管弦楽法を駆使した精密画だと思う。この観点に立てば、なかなか立派な演奏だ。そして、いかにもプレヴィンらしい、彼の世界を見事に描いている。0 people agree with this review
-




オットー | 鳥取県 | 不明 | 24/July/2010
プレヴィンとVPO。さぞかし名演だろうと誰もが思う。私も絶対にいいに決まってる,VPOの官能的な弦が聴ける,と大いに期待してこの糞高いSHM−SD盤を買った。ところが,結果はまったくの凡演で,キュッヒルのヴァイオリンソロもイマイチだしプレヴィンの指揮もどこがよいのかさっぱりわからない。(ヴァイオリンのソロならオーマンディ盤のキャロルがうまいですよ。あの人好きだなあ)。第一,VPOの響きの魅力を全然引き出せていない。話にならない。だれかVPOですばらしいシェヘラザードを振ってくれ〜。この曲は絶対にVPOが似合うと思う。0 people agree with this review
-




つよしくん | 東京都 | 不明 | 12/September/2009
プレヴィンとウィーン・フィルの相性は抜群だと思う。R・シュトラウスの管弦楽曲などの名演でも明らかであるが、それは、プレヴィンがウィーン・フィルをがんじがらめに統率するのではなく、むしろウィーン・フィルが望む演奏方法、解釈をできる限り尊重して、伸び伸びと演奏させていることによるものと考える。本盤も、そうしたプレヴィンの長所が出た名演であり、ウィーン・フィルが実に伸び伸びと楽しげに演奏していることがわかる。もちろん、ウィーン・フィルに伸び伸びと演奏させているからと言って、プレヴィンが野放図にしているわけではなく、要所ではしっかりと手綱を締めていることがよくわかる。展覧会の絵にしても、シェラザードにしても、全体のスケールは雄大であるが、造型をいささかも弛緩させることなく、各場面の描き分けを巧みに行って、重厚な中にも情感溢れる演奏を繰り広げている点を見過ごしてはならない。それにしても、本盤に聴くウィーン・フィルの音色の美しさは格別。ライナー・キュッヒルの絶美のソロと相まって、本盤の価値を更に高めることに貢献している。SHM−CD化により、音響に一段と拡がりが出た点も見過ごすことができない。0 people agree with this review
Showing 1 - 3 of 3 items
