Giselle : Royal Opera Ballet, Cojocaru, Kobborg, etc (2006)
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天然芝 | 秋田県 | 不明 | 31/December/2010
コジョカルの可憐で儚いジゼルは私にとってまさに理想、同年の来日公演でのルグリとの競演も 素晴らしいものであったが(商品化は無理なのだろうか?)やはり本拠地での公演は、なお一層充実したものと思う。 パートナーのコボーは決してプレイボーイタイプではなく、今にも壊れそうな脆いジゼルを丁寧に扱いつつ 「お遊び」ではない真剣な愛情を交わしていると見る。この辺がライト卿の指導かプライヴェートの投影なのかは定かでないが・・・ いかにも粗野で骨太なハーヴェイはコボーとのコントラストも好ましく、コンリーのベルタの存在感も舞台に厚みをもたらしている。 ヌニェスはメイクのせいか、いかにもおっかないミルタで驚くが、美しくも恐ろしいヴィッリのコールドとともに 第2幕の緊張感を高めているといえるだろう。第1幕のパ・ド・シスのメンバーも贅沢だが、やや不揃いなのが惜しい。 ヴィッリに姿を変えてからのコジョカルは一層青白い美しさで、コボーのまさに体を張った熱演も素晴らしい。 細部まで念入りに作りこまれた舞台装置や、重厚で豪奢な衣装もまさに眼福、ブルーレイの映像も大変に美しい。 コジョカルファンにはもちろん、「ジゼル」のファーストチョイスにもお奨めしたい一枚である。2 people agree with this review
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