Rossini & Suppe: Ouverturen
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 28/October/2018
1969年9月(スッペ)、1971年1,5月(ロッシーニ)の録音で、転換期カラヤンの演奏です。「新しい録音のほうがきっと良いはず」とお思いで80年代晩年の演奏からカラヤンに入るとその魅力はさっぱりわからないのですが、60年代の演奏から70年代、80年代と聴き進めることでカラヤンの芸術がわかるというもので、元気で溌剌とした、そして実は荒々しい演奏がカラヤンの原点で、60年代にはそこにオーケストラの重厚さが加わったものなのですが、この録音の頃からオケの音色を急速に変えてゆくのです。そのさまは「脱フルトヴェングラー」と言わんばかりです。この録音はその象徴的なものと私は思います。しかしこういった序曲類においてのカラヤンの魅力は特別なものがありますし、随所で彼がオペラに求めたものが垣間見えます。0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 13/May/2013
カラヤン63歳の時1971年にBPOを振ってDGに再録(以前のは1960年PHOを指揮してEMIに収録)したロッシーニ歌劇序曲集は本盤四曲目以外に「泥棒かささぎ」序曲や「セミラーミデ」序曲がありこれらも先のレビューで東京都の方が言われたスッペの「ウィーンの朝・昼・晩」序曲同様に演奏が素晴らしいだけに何とか入れたらいいのにとは思いました。1969年演奏録音のスッペの方は「軽騎兵」序曲以外はカラヤンにとっては最初で最後のものですが・・・私も「軽騎兵」序曲以外は初耳です・・・ロッシーニと共に演奏自体もやはり東京都の方が書き込まれた通りでカラヤンはこうした交響曲とは違った比較的イージーにアプローチ出来る曲目にも手抜きはせず自家薬籠中のものとして各曲の造りのポイントを外さず要領良く且つ楽しく再現してくれます。正直「隙」が無さ過ぎて各作曲家の持ち合わせている「面白み」という視点からは異論を持たれる方もいるかも知れませんが小生は心地よいテンポでのBPOの卓越した技量を味わう処に重きを置きました。タイムデータをメモしておきましょう・・・1971年BPO収録分→ロッシーニ「絹のはしご」序曲5’58、「アルジェのイタリア女」序曲8’28、「セビリャの理髪師」序曲7’22、「ウィリアム・テル」序曲11’55、1969年BPO収録分→スッペ「美しきガラテア」序曲7’30、「スペードの女王」序曲8’28、「怪盗団」序曲7’08、「軽騎兵」序曲7’38、「詩人と農夫」序曲9’46。なお、1960年PHOとの演奏分→ロッシーニ「絹のはしご」序曲6’30、「アルジェのイタリア女」序曲8’09、「セビリャの理髪師」序曲7’21、「ウィリアム・テル」序曲12’01、スッペ「軽騎兵」序曲7’07(PHOとは1955年モノラル録音(7’12)が別にあります)(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 21/July/2009
全盛期のカラヤンとベルリンフィルの凄さを思い知らされる1枚である。カラヤンはどんな小曲でも手抜きをしなかったが、本盤を聴くとそれがよくわかる。どの曲も聴かせどころを心得ていて、巧みな表情づけや造型の堅固さにもいささかの抜かりもない。ベルリンフィルの演奏もまさに完璧。各ソロ奏者の演奏も卓抜であるし、何よりも、軽騎兵序曲の冒頭やウィリアムテル序曲の行進曲のファンファーレをベルリンフィルの猛者たちが朗々と吹奏する様は壮絶ですらある。唯一の不満は、LPでは収録されていたスッぺの「ウィーンの朝・昼・晩」序曲が除外されていること。全体の収録時間の制約はあるのだろうが、それならば、ロッシーニと分けて2枚のCDにすれば良かったわけであり、このようなメーカー側の中途半端な対応は大変残念なことである。10 people agree with this review
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