Symphonic Etudes, Kinderszenen : Afanassiev
Showing 1 - 2 of 2 items
-
Maya | 熊本県 | 不明 | 03/April/2010
「アファナシエフ」という個性に私は拒否感も絶対視も特にありませんが、素晴らしいシューマンを聴いたという思いがしました。精神的か、狂気かは分かりません。ただここにまずはっきりと感じるのは実在感のある建築物のようなピアノの音色です。硬質でありながら冷たくない。作品への敬意に満ちていながら溺れたようなところがない。個性的だが自己宣伝的な感じがまるでない。極度に意志的でありながらどこか人跡未踏の極地の光景が見えます。晩年のクレンペラーやグールドに通じる何か。「交響的練習曲」、その5曲の遺作の散りばめ方も独特ですが私には流れとして知る限り最も納得のいくものでした。「子供の情景」、その「終曲でシューマンはこれまでのすべての美しさは空っぽだと言っている」、力を尽くして「空っぽの」抒情にたどり着く、そのダンディズムに私は撃たれました。2 people agree with this review
-
珈琲好き | 鹿児島県 | 不明 | 09/August/2009
実際大騒ぎするほどではない。1 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items