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Handel (1685-1759)

CD Rinaldo, Julius Caesar, Tamerlano, Rodelinda, Alessandro, Lotario, Partenope, Serse (22CD)

Rinaldo, Julius Caesar, Tamerlano, Rodelinda, Alessandro, Lotario, Partenope, Serse (22CD)

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  • ★★★★☆ 

    あまでうす  |  神奈川県  |  不明  |  23/October/2011

    大廉価メーカーのソニーグループが傘下レーベルを総動員して編んだヘンデルの偉大なオペラを2週間ほどで聴き終えました。 この「音楽の母」には全部で40曲以上のオペラがあるようですが、そのうちの比較的ポピュラーな8曲、すなわちリナルド、ジューリオ・チエーザレ、タメルラーノ、ロデリンダ、アレッサンンドロ、ロターリオ、パルテーノペ、セルセをジャン・クロード・マルゴワール指揮王室大厩舎・王宮付楽団、ジュリアス・ルーデル指揮ニューヨーク市オペラ管、ミハエル・シュナーダー指揮ラ・スタジヨーネ、クイケン指揮ラ・プチットバンド、アラン・カーチス指揮イル・コンプレッソ・バロッコでくいくいと聴かせてくれる素敵な22枚組CDセットです。 80年代初頭のサンフランシスコでは、ヘンデルのオペラに初めて接したというバークレー校の大学生が、オペラハウスで興奮しながら「これは誰の作品か」と東洋人の私に尋ねたくらいマイナーな存在でしたが、今では世界中でライブが興行されて多くの聴衆を集めるようになり同慶に堪えない。 どの曲も演奏も録音もすぐれていますが、とびきり新鮮なのはマルゴワール指揮王室大厩舎で、古楽器ながら現代的センスと解釈で、いつまでも私のロバの耳を惹きつけてやまないのでした。

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  • ★★★☆☆ 

    Afrogdescendsintothepentagonalpond  |  東京都  |  不明  |  16/July/2011

    ヘンデルの比較的有名な歌劇ばかり8作品(すべてイタリア語)、即ち、Rudel指揮のGiulio Cesareの抜粋(2CD)と、他は全曲盤でMalgoire指揮のRinaldo(3CD)・Tamerlano(3CD)・Serse(3CD)、Kuijken指揮のAlessandro(3CD)・Partenope(3CD)、Schneider指揮のRodelinda(3CD)、Curtis指揮のLotario(2CD)、のBoxセットである(全22CDの通し番号は無し。各録音とも、個別の販売もされているが)。価格的には個別に買うよりかなりお得感があるものの、本Box付属のブックレットは英独仏3か国語の解説及びSynopsis(梗概)だけ。Librettoは一切付いていない。おまけに、各CD個別の紙製ジャケットには、出演歌手名及びその歌手の声部(soprano、tenor等の別)及び当該CDに収録のアリア等のタイトル(といっても、歌い出し部分のイタリア語そのまま)の表記があるだけ。そのアリア等をどの役が(=どの歌手が)歌うかの表記はない。よって、各歌手の声に聴き覚えがある人以外には、どれが誰だかも判然とせず(出演sopranoが1人だけの作品でsopranoが歌う場面、などなら、そこだけは例外的に簡単に分かるが)、既にLibretto付の他録音を持つ人など以外は、途方に暮れそうな商品である。  なお、本Boxと類似商品で、Curtis指揮のヘンデル歌劇6作品(やはりイタリア語だが、こちらはあまり有名でない作品ばかり)の各全曲盤を収めたBoxセットが別にあるが、本セットと重複する歌劇は1つもない。上記別セットの方はCD-ROM付で、これにLibrettoが全部収録されているから、ヘンデルの歌劇にあまり詳しくない人は、本Boxよりも、この別商品の方を選ぶのが無難かもしれない(演奏の質もさることながら)。 … さて、本Boxセット中の各録音を個別に見ると、Curtis指揮のLotario及びKuijken指揮の2録音が秀演、Malgoire指揮の3録音もなかなかと言えそうだが、Schneider指揮のRodelindaは、相当に疑問を感じる出来である(この指揮者は、他にTelemannの歌劇の録音等もあるが、経歴がよく分からない。ヘンデル歌劇は他に録音していないらしい)。同曲には、評価の高い別録音があることを指摘したい。最後に、Rudel指揮のGiulio Cesareだが、本Boxセットにわざわざこの録音を収めたこと自体を疑問に思わざるを得ない。現代では、同作品のタイトルロールは、ヘンデルがアルトカストラートを指定した通りの高い音程で歌うため、countertenor、soprano又はmezzo-sopranoを起用するのが常識化している。しかし、Rudel盤録音当時の1960年代以前は、ヘンデルのスコアにかかわらず音程を下げてtenorやbass-baritoneで歌うことが平然と行われた。これは明らかに、作品の真の姿を歪曲する行為である。よって、Giulio Cesareに関しては、タイトルロールにcountertenor等を起用した別録音(最近は、CDよりもDVDの方が多い)をお聴きになることをお勧めする。

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  • ★★★★★ 

    古城  |  青森県  |  不明  |  28/October/2009

    ヘンデルの代表的なオペラがまとめて聞ける素晴らしいセットと思いました。演奏はジュリアス・シーザー以外は時代楽器による演奏ですが、マルゴワールが三曲、クイケンが二曲、後はシュナイダー、カーチス、ルーデルが一曲ずづです。御陰でこれだけヘンデルのオペラをまとめて聞く事が出来て嬉しく思っています。このCDはオペラが作曲された年代順になっていて、ヘンデルのオペラへの工夫や発展がよく分かるのもとても良いと思いました。「タメルラーノ」の悲劇的な感情、「ロデリンダ」の女声の美しいアリアの数々、「アレクサンドル」におけるクイケンの格調高いアンサンブルの美しさ、「ロタリオ」の高度なアリア、「パルテノーペ」も楽しく、「セルセ」のすぐれた内容など、我を忘れて22枚のCDを聞き通してしまいました。こんな廉価でこのような素晴らしいセットを提供されたソニーやDHMには大変感謝しています。

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