Mahler (1860-1911)

CD Sym, 9, : K.sanderling / Po

Sym, 9, : K.sanderling / Po

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  25/March/2012

    表現するのが何とも難しい演奏です。バーンスタインのような思いのたけをありったけぶっ込んだ、聴き手を引きずりまわす演奏ではありません(予想通り)。一方、大管弦楽の豪快壮麗な音響で聴き手を圧倒する演奏でもありません(これも予想通り)。比較的淡々と、思い入れもなく、曲は進んでゆき、フィナーレを迎えます。じゃあこれはつまらない演奏かと言えば、そんなことは絶対にありません。経験豊富な指揮者が、自らの蓄えた知識や感覚を活かして、この究極の音楽作品に「冷静と情熱のあいだ」的な方向があるということを示したような演奏かなあ。フィルハーモニア管弦楽団が極めて優秀で、技巧はもとより、そういった指揮者の禁欲的な要求を内面からもしっかり支えたようで、感服いたしました。玄人の至芸かもしれません。但し、この曲を聴く際には「打ちのめされたい!」という気持ちも強いので、それには足りないのですな。ま、でもいいんです。ザンデルリンク師匠、この曲は複数の録音がありますが、このディスクが一番良いのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  26/May/2010

    ザンデルリングの芸風は、ある意味アバドに似ていると言ったら首を傾げられるかもしれないが…。双方とも、人生を総て音楽に捧げたような狂気を帯びた芸術性が感じられない点、それにもかかわらず、作り上げられた音楽には 他の追随を許さないまでの音楽性が認められる点 など。このマーラーの9番に、そう言った意味で成功している指揮者は、ザンデルリングとアバドくらいだろうと思えた。

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