Symphony No.6 : Tennstedt / London Philharmonic (1983 Live)(2CD)
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 28/June/2011
久しぶりに聴きなおして感じたこと。スタジオ録音と当ライブ盤との違いですね、やはり。同曲では敬愛するバルビローリも、これが同じ人?と思わせるような解釈の違いを示していましたが、テンシュテットの場合もかなり解釈の違いを感じます。練りに練られたスケール雄大なスタジオ録音と、情熱激情の赴くままかろうじてアンサンブルを維持している当盤。どちらが好きか選びにくいし、まっ、選ぶ必要もないでしょう。それがテンシュテットのファンたるもの。ご指摘している方がいらっしゃいましたが、フライング・ブラボー、本当に嫌ですね。ハイティンク盤でも、せっかくの熱演が興醒め。日本でも改めましょう!1 people agree with this review
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トミーガン | 東京都 | 不明 | 28/December/2010
悲劇的における本当に名演だと思う。 気迫、迫力、パワー、音が本当に凄まじい。 この盤は軽い気持ちでは聴けないほど、ドラマティック、 音質はそこまで悪くないと思う。 演奏終了後の興ざめブラボーはちょっと・・・。1 people agree with this review
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ぶひ | 東京都 | 不明 | 31/December/2009
マーラーは最近聴き始めました。 ほぼ知識ないのですが 6番に関しては 「テンポの速さ遅さ」より「濃度」があくまでも私のツボのようだ。 苦悶したり時にザックリ突き放したり ちょっと分裂傾向?があるもの感じでしょうか。 (噛み合わない3面:冷静で知的ナ部分、苦悶しドロドロしてる感じ、愛情豊かに溢れる ) さて テンシュテット様、えらく凄まじくどろどろんしたマーラーです 他は10枚くらい聴いた結果ですから何ともいえませんが 今のところ6番はこれが最も個人的好み。 テンシュテット 1991年も好きですが あまりに凄くて他 数枚は中古屋に売ってしまいました0 people agree with this review
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 27/August/2009
テンシュテットのライヴは凄いという話はつとに聞いていたが、不運にしてまだそれを実感できるようなディスクに巡り合わなかった。確かに8番の録画では「神が降りてきている」が、8番ではスタジオ録音だって劣らず凄いと思っていた。だが、6番に関しては83年スタジオ録音、91年ライヴがあるにも関わらず、LPOレーベルが録音状態の芳しくないこれを発売した理由が良く分かる。わずか4ヶ月前に録音されたばかりのスタジオ録音(東芝はこれを廃盤にしてしまい、91年ライヴを本来、83年録音のものだったジャケットに入れて売っているので要注意)と比べてみると、基本テンポが上がったことによって緩急のメリハリが強くなり、ライヴならではの即興的なテンポ変化もあるとはいえ、全体としてはより明快な演奏になったと思う。しかし、テンシュテットのマーラー演奏の特質は、遅いテンポのなかで各パートを鳴らしすぎるほど鳴らすことによるエネルギーの鬱積感、必ずしも合理的でない「のたうつような」テンポ変化からくる、ある種の晦渋さにあると考えているので、これが出たからといって、まさにそうした特質が聞き取れるEMI盤が不要になったわけではないと思う。4 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 12/July/2009
聴き終えて正に茫然自失。強烈無比な秀演の登場だ。相当に快速の演奏ではあるが、その中での緩急自在の目まぐるしく変遷する大胆なテンポ設定、悪魔的な大強奏からささやくような最弱音に至るまでの驚異的なダイナミックレンジ。癌が発見される直前のテンシュテットの生命力に満ち溢れた完全燃焼の熱狂的な指揮が、マーラーの全交響曲の中でも最も激情的な第6の真の魅力をとことんまで表現し尽くしてくれている。こうなると、どこまでがマーラーの音楽で、どこまでがテンシュテットの音楽かわからなくなる。指揮者と作曲家の最高の幸福な出会いがここにある。テンシュテットの激しい指揮に一糸乱れぬアンサンブルで必死についていったロンドンフィルの大熱演にも、最高の評価をしたい。6 people agree with this review
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hmkazu | 岡山県 | 不明 | 29/June/2009
テンシュテットがまだ体調を崩す前、LPOの首席指揮者になった年の演奏であり、オーケストラとテンシュテットの蜜月関係を裏付ける素晴らしいものです。テンポ変動や振幅の大きな壮絶な演奏ですが、恣意的な感じはまったくなく、テンシュテットのマーラーの世界を存分に堪能できます。コンサートマスターのデヴィットノーラン氏のソロも際立っており、LPOがテンシュテットのタクトのもとでテンション高く全力で演奏している様子がありありと感じとれます。 録音はヒスノイズが全体的にやや大目で、第1楽章前半に不安定な箇所がありますが、それ以降は安定します。EMIの1983年のスタジオ録音で聞かれるマルチマイクセッティングのやや不自然な音場と比較して、ワンポイントと思われるシンプルなマイクセッティングゆえ、ロイヤルアルバートホールの広大な空間に広がる大音響をそのまま捕らえており、目の前にオーケストラの大パノラマが広がるさまを感じ取ることができます。ダイナミックレンジも極めて広く、観衆の1人としてその場に居合わせたかのような感覚になります。 以前から愛聴していた壮絶な演奏ですが、正規盤として発売されたことを大変うれしく思います。特にスタジオ録音の不自然な音場に違和感をお持ちの方にはお勧めです。ライブで聴かせるテンシュテットの一期一会の世界を多くの方に体験していただけたらと思います。1 people agree with this review
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Kolya | 東京都 | 不明 | 25/June/2009
壮絶な第6が現れた。さすがはテンシュテット。オケ共共すごい気迫。第6一押しの一つ。超お勧め。2 people agree with this review
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徳力 | 東京都 | 不明 | 23/June/2009
重々しく、グロテスクな演奏だと感じた。こんなにドロドロした気持ちになったのは久しぶりだ。テンシュテットはオケをどのように統率したのだろうか。1 people agree with this review
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happy-amy | 神奈川県 | 不明 | 20/June/2009
つい最近までこのようなコンサートが現実に行われていて、現実に聴取はそれを体験できたことが本当にうらやましい。今どんなに高いお金を払ってもBPO,VPO,CSOであってもこんな演奏には到底お及びもしないだろう。それにしてもこの指揮者ライヴと聴衆なしの録音ではなぜここまで変わるのだろうか?また、少しまえに発売されたブラームスこれは大いに期待が外れてしまった。やはりブラームスは得意ではないのだろう。私はこの曲が大好きで現存するCDをほとんど収集したが、これほどまでにテンションが高くそしてドロドロした演奏は他に聴いたことがない。この曲の評価によく言われる「ハンマーがどうのとか、」そんなことでは言い表せない内容である。ただ、残念なのはやはり録音である、2楽章以降はほとんど気にならないのであるが1楽章の冒頭、非常に低いビットレートでMP3で録ったようだ、マスターテープが伸びてしまったのを無理矢理修正したのであろう。このような大変貴重な遺産を杜撰な管理をしていたことが許せない。演奏が終わった途端、残響の余韻に浸るまでもなく聴取の「ブラヴォー」これも録音としては何とも許せない気がするが当日会場にいた聴衆の気持ちを考えれば理解できないでもない。いままで私のようにテンシュテットにいまいち疑問を持っていた方には是非聴いてもらいたい演奏だ。EMIに残した彼の録音とは全く次元の異なる世界である。2 people agree with this review
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ニトロプレス | 愛知県 | 不明 | 18/June/2009
(長くなります!続きです。)第二楽章。一楽章ですっかり「くるった」主人公の狂乱(私見)。マーラーらしい錯綜する響きの中で醸し出される滑稽な悪意、混乱…。唐突に始まり、謎のまま終結するような、初めて聞いた人が「すみせん、もう一度最初からお願いします」と言い出しかねないこの曲をシリアスに仕上げている。狂乱度は91年盤の方が優れているように思う。第三楽章は第二楽章で「やっちまった」と反省して落ち込む主人公…(私見)。厚みのある陰影のある響きが説得力大で心情告白のような盛り上がりが素晴らしい!!!終楽章は重苦しい出だしで「もう死ぬしかねぇ」と破壊的(私見)。ハンマーストロークの前でムッチャクチャにテンポを落として死ぬほど粘る!!まるで「うぇあああああッッ!!」と、てめぇ自身の体に思い切りナイフを突き刺すような、信じがたい残酷さ…。ハンマーストロークは91年盤の方が強烈だがこちらも説得力大!!!うねりは涙にむせぶような、諦念が交錯する91年盤に比べて、更に凄まじく聞こえ、生命力が強い分、それ故に残酷な表現かもしれない!!!!!!凄かったです!!マジで!!ああ音質についても書きたいけど、もう仕事に行かないと!!ケータイをポチポチと三時間!!パソコンから送ろうとすると本文が全部消える謎の現象がッッ!!また改めて送りたいです!!おつきあいくださった方、長々とありがとうございました!!0 people agree with this review
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ニトロプレス | 愛知県 | 不明 | 18/June/2009
いかれてる。あたまおかしい。くるってる。さすがテンシュテットだ!!第一楽章。冒頭の低弦は91年盤のように巨大なトグロを巻いて突進し、まるで断頭台に連行されるような殺気を振りまく感じでは無いが闘争的で大変力強い演奏だ!!とにかく振幅が激しい!!大変素晴らしいのはアルマの動機だ。終始アルマの動機が脅かされ、追い立てられる!!故に大変な狂おしさと切実さを醸し出す!!この楽章は闘争の果ての英雄の勝利を描いた物だそうだがテンシュテットの指揮だと狂おし過ぎてそうは聞こえない!!むしろ、何か強烈な思いを抱えた人間が耐えきれず、ついに頭がおかしくなるまでを描いた曲にしか聞こえない(笑)11:20以降の沈み込んだ表現は大変素晴らしく、14:44以降のこの場面は私に取ってこの楽章の最も重要なポイントだ。ここでは、狂おしい感情がどこまでも伸びて行くような表現が絶対欲しい!!テンシュテットの表現が最高でうねうねとした素晴らしいフレーズ伸びを感じさせてくれる!!そして、ついに14:59の場面「もうアカン…」と「キレる」瞬間が厳かに訪れる、そしてそれ以降の激烈な疾走!!アルマのテーマは狂おしすぎて醜くただれていくようにすら聞こえる!!最早、この物語の主人公は何を望んでいたのかすら分からなくなっているかのようだ。最後はあたまおかしく絶叫しながら目の前を駆け抜けて行くように聞こえる!!全然勝利には聞こえないが、余りの狂おしさに涙が出てくる。91年盤も何度涙しただろうか…。(文章が切れるのが恐いので、次に続きます。)0 people agree with this review
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ニトロプレス | 愛知県 | 不明 | 30/May/2009
発売が今から楽しみです!!演奏もそうですがサウンドも期待してます!!テンシュテットの第九(1992)を聴いた時に音は抑え気味ながら「あれ!?LPOレーベルのサウンド変わったな!!」と思って。その後、発売されたテンシュテットのブル8のサウンドはかなり満足でした!!とにかく音が豊かな事!!水面に波紋が広がるようにホール一杯に響きが少しずつ弱まりながら隅々まで行き渡る、うまく言えないけど凄く音が広い!!低音をしっかり取っているためか打楽器の「ドス」と言うか重みがズシズシ腹に伝わるし(いつだったか地元の祭りに行った時に太鼓をやってて「打楽器って、やっぱこれくらい腹に来るよな。」とか感じたりしてて)、低弦の響きの深さが素晴らしかった!!唐突ですが話を変えても宜しいでしょうか?ある時、音楽雑誌を読んでた時、エンジニアの方が色々と語っていらして、ライブ録音とは言え演奏ミスは修正しなければならない、ノイズはきれいに取り払わなければならない。と、しかし直後に「だが一発録りのライブには一発録りの良さがある!!」と仰っておられたと記憶しております。私はテンシュテットのライブは後者であって欲しい!!録音と言う物がどのような哲学によって作られているかは正直良くは知りません。個人的なイメージによる個人0 people agree with this review
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