Piano Concertos Nos, 1, 2, Grande Fantaisie : Seifetdinova, Yablonsky / Russian Philharmonic
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エーテルの風 | 長野県 | 不明 | 18/October/2011
ショパンやドヴォルザークやラフマニノフが、所々でちょくちょく顔を出す。要するに「スラヴ的」な音楽なのだろう。難を言えば「では、バラキレフとは?」という問いかけに、明確に答えられる個性が乏しいということだろうか?1 people agree with this review
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テリーヌ | 大阪府 | 不明 | 02/February/2011
バラキレフについては有名でありながら今まで食わず嫌いで「イスラメイ」ぐらいしか聴く機会がありませんでした。ピアノ協奏曲第一番はOP.1の作品番号に示されるとおり習作ともいえるものでしょうが、ショパン・リスト・シューマンを思い起こさせる部分がところどころにあり、ピアノ協奏曲のお手本のような作品に感じました。第二番はロシア色が加わりR・コルサコフのピアノ協奏曲にも似ているように感じました。いずれも聴く価値がある良質な作品で、予想以上に好きになりました。3 people agree with this review
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遊悠音詩人 | 不明 | 26/June/2009
“ロシア音楽の祖”といわれるバラキレフ。彼のピアノ協奏曲は、切なさや美しさが際立った傑作だ!第1番など“ロシアのショパン”と呼んで差し支えない程で、若書きらしい初々しさが却って一層哀愁を引き出している。第2番は第1番より更にロシア的で、民謡からインスパイアされたであろう旋律がそこかしこに出てくる。この点は弟子のリャプノフにも受け継がれている(第2番はリャプノフが補筆)。また後のボロディンやグラズノフに繋がる要素も見受けられる。即ち独特の野趣と旋律美である。いい意味での土臭さが、純ロシア勢の演奏によって充分に生かされているし、録音もよい。何より、隠れた名曲を提供してくれるNAXOSに感謝。しかもこの値段!道理で発売直後に在庫切れになった訳だ。4 people agree with this review
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