名曲三〇〇選 ちくま文庫
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楽山子 | 北海道 | 不明 | 05/May/2013
クラシック音楽の手引きとして未だにこれを超えるものはないでしょう。学生時代に新潮文庫でこの本に出会い、ボロボロになったので買い直し、その後もう1冊買っておこうかと思ったら絶版。白水社の全集にも収録されていましたが、ちくま文庫に収録され求めやすくなったことは非常に喜ばしいことです。 吉田秀和は日本の音楽評論の草分け的な存在ですが、戦後の音楽教育の草分けでもあり、小澤征爾や中村紘子を育てた「子供のための音楽教室」の室長でもありました。音楽に関する豊富な知識と経験に加えて丸谷才一が絶賛するほどの文章の達人でもありました。 本書は、そういう著者が音楽史を通して名曲を選んでいくという内容ですが、バロック以前の音楽はその後の研究やレパートリィの拡大が物凄いので、実用的には古典派〜ロマン派の音楽が中心になるかと思います。音楽に求めるところの厳しさが作曲家に対するえこひいきになっている部分もあって、ベートーヴェンの28曲に対してショパンが2曲とか、サンサーンスに至ってはさんざん酷評した上でお情け的に1曲とか。こういうところに反感を覚えた人もいたでしょうが、振り返って「プロローグ」を読み直せば、著者が非常に正直な態度で名曲を選んでいったかがわかると思います。1 people agree with this review
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oja | 東京都 | 不明 | 13/September/2009
出版当時、わたしの音楽室、文庫になってLP300選という題名でした。氏の選出した曲に、LPを推薦していたもので、音楽史を踏まえて鑑賞するためのガイドとしては、トップクラスかと思っています。この版は、残念ながらLP(CD)の紹介は掲載されていません。確かに、文庫の出版時に手が入れられていても、古いものばかりとなりました。しかし、簡潔に歴史をたどり、著者の思い入れも込められた内容は、単に音楽史としてもお勧めできるものです。しかし、選ばれている曲を実際鑑賞し、再度、この本に戻ることで、新たな音楽の世界が広がるきっかけを作ってくれるものになるかと思います。これからいよいよ聞こうという方々、好きな曲、作曲家、演奏家にこだわる方々にも、ぜひご一読を。お好きな作曲家が軽く扱われていて怒る人がいるかも。0 people agree with this review
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JJ | 奈良県 | 不明 | 16/May/2009
長らく絶版になっていた名著がちくま文庫から復刊しました。ぜひ若いクラシックファンに読んでもらいたい本です。0 people agree with this review
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