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Bartok (1881-1945)

CD Bartok: Music For Strings.Percussion And Celesta / Concerto For Orchestra

Bartok: Music For Strings.Percussion And Celesta / Concerto For Orchestra

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  11/September/2011

    ここ数年間は大病を経験するなど体調が思わしくなくて、ファンを焼きもきさせている小澤であるが、本盤におさめられたバルトークの最も有名な二大管弦楽曲の演奏は、小澤の体調が良かった頃(2004年)のものだ。それだけに、ライヴ録音ということもあるが、演奏全体にエネルギッシュな力感が漲っており、いずれも素晴らしい名演に仕上がっていると言える。バルトークの楽曲は、管弦楽曲にしても、協奏曲にしても、そして室内楽曲などにしても、奥行きの深い内容を含有しており、必ずしも一筋縄ではいかないような難しさがあると言える。したがって、そうした楽曲の心眼を鋭く抉り出していくような演奏も、楽曲の本質を描出する意味において効果的であるとは言える。また。その一方で、各楽曲は、ハンガリーの民謡を高度に昇華させた旋律の数々を効果的に用いるなど巧妙に作曲がなされており、それをわかりやすく紐解いていくような演奏もまた、バルトークの楽曲の演奏として十分に魅力的であるのも事実であると言える。小澤のアプローチは、明らかに後者の方であり、両曲の各楽想を精緻に、そして明朗に描き出して行くという姿勢で一貫していると言えるだろう。体調が良かった小澤ならではの躍動するようなリズム感も見事に功を奏しており、両曲をこれ以上は求め得ないほどに精密に、そしてダイナミックに描き出すことに成功したと言えるところだ。それでいて、抒情的な箇所は徹底して歌い抜くとともに、目まぐるしく変転する曲想の表情づけも実に巧みに行われており、スコアに記された音符の表層だけをなぞっただけの薄味な演奏に陥っていないのが素晴らしい。そして、実演における小澤ならではの、トゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫と、前述のようなエネルギッシュな力感に溢れた強靭な生命力においてもいささかの不足はない。前述のように、かつてのライナーやムラヴィンスキー(弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽のみ)の演奏のような楽曲の心眼に切り込んだいくような鋭さは薬にしたくもないが、これら両曲のオーケストラ音楽としての魅力を存分に満喫させてくれるという意味においては、そして、これら両曲を安定した気持ちで味わうことができるという意味においては、素晴らしい名演と高く評価したいと考える。小澤の精緻にしてエネルギッシュな指揮の下、渾身の名演奏を繰り広げたサイトウ・キネン・オーケストラにも大きな拍手を送りたい。音質は、2004年のライヴ録音でもあり、従来盤でも十分に満足できる音質であると言えるが、数年前に発売されたマルチチャンネル付きのSACDハイブリッド盤が臨場感溢れるベストの音質であると言える。残念ながら当該SACD盤は入手難であるが、小澤による素晴らしい名演でもあり、仮に中古CD店で入手できるのであれば、多少高額でもSACD盤の購入を是非ともおすすめしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  05/February/2010

    まず非常にニュートラルで透明度の高い表現と、抜群の運動神経を感じさせるリズム感の良さ。 きっちりとしていて端正。いつもの小澤らしい淡泊な感触。 高品位で高精度な精密機械を思わせるメイド・イン・ジャパンって感じの演奏で推薦できる1枚。

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