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Wagner (1813-1883)

SACD Lohengrin : Bychkov / Cologne Radio Symphony Orchestra, Botha, Pieczonka, Youn, Struckmann, etc (2008 Stereo)(3SACD)(Hybrid)

Lohengrin : Bychkov / Cologne Radio Symphony Orchestra, Botha, Pieczonka, Youn, Struckmann, etc (2008 Stereo)(3SACD)(Hybrid)

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Showing 1 - 5 of 5 items

  • ★★★★★ 

    風とライオン  |  ZIMBABWE  |  不明  |  01/November/2018

    「ローエングリン」は映像作品もレコードやCDも優れた演奏が多くて選ぶのに困る位だが、このSACDはベスト盤として挙げるならその最右翼になりえるだろう。オケも上手いし、歌手も揃ってるし、録音もひときわ優れた名盤だ。しかもローエングリンの名乗りのアリアでカットが無い完全全曲盤である。他の歌手は決して見栄えも悪くはないが、ボータは見た目あれなので映像の無い方がいいかもしれない。実際に声だけ聴く分には惚れ惚れするような理想的なテノールであって文句付けようもない。ピエチョンカもクリーミィな美声で実に感動的。脇もラング、シュトゥルックマン、ユン他充実してる。ただし「バイロイトでは不可能な超豪華キャスト!」というのは完全な誇大広告。このソリストのほとんどはバイロイトにも登場してるし、実際にラングもオルトルートを歌ってる数年後のバイロイトのプロダクションはフォークトを初めとした粒ぞろいで、このSACDと比べても勝るとも劣らないキャストだし、今年のバイロイトのプレニエも主役が急遽交代したにも関わらず優れた歌手ばかりだった。それはさておき、ビシュコフは昔はパッとしなかったが近年非常に練達の指揮ぶりでスケールの大きい音楽作りをするようになった。巨匠らしい風格が出てきたと思う。SACDのマルチ録音はサウンド調整が難しいのか、不自然なサラウンドでステレオで聴く方がいい場合が多いのだが、この録音は純粋に音がいいだけでなくマルチchが素晴らしい。実際に劇場で聴くようなふんわり音に包まれる感じで臨場感が最高。マイナー・レーベルだしSACDのせいで値段も高いのが難点だが、最近の音のいい録音でこのオペラを聴いてみたいというなら是非お勧めしたいSACDだ。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  04/January/2013

    まず、誰も触れてないから一言。ローエングリンの名乗りは省略なしの長い版でして、バレンボイム盤でもそうだったものです。さて、強力なキャストを揃え、入念なセッションによる新録音で大いに期待されます。ボータの外題は美声を活かして抒情的な像であります。毅然としたヒロイックな姿ではなく、美しい歌へと傾いた感じかな。でもそれはこの演奏全体の姿勢と重なるものであります。女声陣も同様な「美しい歌」を聴かせています。低音男声陣は強力で張りのある、勇ましい歌を聴かせてくれます。すっかりベテランになったシュトルックマンがいいですね。役柄上、テルラムントは決して「オジサン」ではないのですが、ステージではローエングリンとのコントラストのためですかね、いつも「オジサン」にさせられています。シュトルックマンはテルラムントが確かに武勇に秀でたまだ若い男であることを十分に示しています。さて、最後にビシュコフ。劇場で繰り広げられるオペラというよりも、シンフォニー・オーケストラの演奏する歌入り音楽というアプローチですかねぇ。ものすごく精緻な演奏で、ことに弱音部の精妙さはこのディスクならではのもの。オケは大変美しく、コーラスも含めてよく整えられていて、その完成度の高さは見事なもの。ですけどねぇ、そこがまたやや不満でもあるのだなあ。「ドラマ」としてもっと起伏をつけて、またもう少しオケを鳴らしてもいいな(個人的趣味です)。といふことで、トータルの質の高さには大いに感心しつつも最高まではいかなかった、ってなとこです。録音は優秀。

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  • ★★★★★ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  14/April/2010

    BBCミュージック・マガジンのAWARDS 2010のディスク・オブ・ザ・イヤーに選ばれたディスク。「SACDの本領を活かした名録音」に同感、すばらしい音響美である。SACDのマルチ録音だが、舞台の動きをとらえるマルチではなく、コンサート形式を収録しているようだ。 「弱音が過度に弱すぎて」「強音は時にうるさいくらいで」という感想の方もおられるが、それはディスクのせいではなく、リスニング環境の問題ではないか? 実際、オペラハウスに行って生演奏を聴くとき、演奏音が小さ過ぎる、うるさ過ぎると思いますか?

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  17/May/2009

    まず、SACDの本領を活かした名録音を称賛したい。ローエングリーンは、ワーグナーのオペラの中でも、最も演奏に繊細さが要求される曲だと思うが、それがSACD(しかも、マルチ)による名録音によって、見事に表現されつくしている。更に、ビシュコフの落ち着いた堂々たる名演も称賛に値する。歌手陣もいずれも好演で、ローエングリーンの注目すべき名演の一つと言ってもいいのではないだろうか。

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  • ★★★★★ 

    ガブリエル  |  CANADA  |  不明  |  06/May/2009

    リズム、音の起伏が斬新で素晴らしい。 オケも思いの外、良くやっている。 おすすめです。

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