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Wellesz, Egon (1885-1974)

CD Complete Symphonies : Rabl / Vienna Radio Symphony Orchestra (4CD)

Complete Symphonies : Rabl / Vienna Radio Symphony Orchestra (4CD)

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  • ★★★★☆ 

    Dewurich  |  埼玉県  |  不明  |  26/April/2015

    ヴェレスの交響曲は全て第二次大戦後に書かれているものの、1〜4番は後期ロマン派様式の調性音楽で、ブルックナーの厳しさにマーラーの甘美さを加味したような魅力的な作風となっています。但し3番、4番はより近代的な風味が加わり、長さもコンパクトにまとめられています。5番は過渡期、6〜9番は無調で、こちらはヘンツェの若い頃の交響曲に似ているようにも感じます。 7年ほど前にバラ売りの1番と8番、2番と9番の2枚のレヴューを書きましたが、長年聞き込んでみると後期の無調作品にもそれなりの魅力が感じられるようになりました。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  04/January/2015

    基本的には無調ですが、むせ返るような濃密な音の流れの中から時折なんとも甘美なメロディが浮かび上がる。それがエロティック。もっと注目されていい作曲家だろう。このレーベルから交響曲全集や他の作品がリリースされているのは福音だ。

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  • ★★★★★ 

    Masahiko  |  福岡県  |  不明  |  25/November/2009

    エゴン・ヴェレスはオーストリア生まれの作曲家で、シェーンベルクの弟子でもあり、ウィーン音楽院やウィーン大学での教職と同時に多くの作品を残していますが、ユダヤ人であったためにナチスによるオーストリア併合後はイギリスへと渡り、オックスフォード大学の講師になっています。 この9曲の交響曲は第二次世界大戦後に書かれており、重厚で真摯に訴えかけてくる作風は同じ時期に8曲の交響曲を残したカール・アマデウス・ハルトマンにも通ずるものがあり、ハルトマンと並んで20世紀半ばの重要な交響曲作家と呼んでも差し支えないでしょう。しかし聴いていて驚かされるのは、戦後のイギリスで書かれたとは思えないくらいの”世紀末ウィーン的”な濃密な曲想です。その作風はベルクのように濃厚かつ劇的であり、もしベルクが12音音楽へと進まず、無調様式のままで交響曲を書いていたらこのような曲になっただろうと思わずにはいられません。

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