Ivan the Terrible Ivan Groznyi
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カニさん | 兵庫県 | 不明 | 12/February/2020
「イワン雷帝」を買うなら、是非とも、この「アイ・ヴィー・シー」の製品を買うべきだ。下手に廉価版など買うと、「イワン雷帝 第2部」が、カットされているからだ。セルゲイ・エイゼンシュテインの未完の遺作の「イワン雷帝」は、全3部作の予定が、第3部の製作途中でセルゲイ・エイゼンシュテインの急死によって、第2部までとなった。しかも、第3部は、セルゲイ・エイゼンシュテインがスターリンを命令どうりに第2部を改作中とだまして、製作していた。この第2部は、作品の要で、第3部のカスタロフィーに向かっての頂点。あまりの「スターリン批判の暗喩」に1958年と言う完成後12年も上映が禁止されていたほどの名作です。素晴らしい傑作です。是非とも、買って見て欲しい。0 people agree with this review
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カニさん | 兵庫県 | 不明 | 28/August/2013
これ以上の歴史劇はないと思う。私は、これが、日本語吹き替え版で出ないのが不思議でならない。TVで初めて見た時のあの感動は、忘れられない。親衛隊のマリュタを、「犬」にたとえるところといい、処刑された貴族たちを見聞した後、「まだ足りぬ!」と叫ぶ所などぞっとするとともに良かった。この作品の第3部が、完成していないことを悲しむ。でも、第1部も第2部も大傑作だ。0 people agree with this review
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 02/July/2011
始めはエイゼンシュテインの演出の仕方や構図に作り過ぎの感じがしたが、しだいに彼の世界にひきこまれていった。 俳優たちやカメラワークのわざとらしさもツボにはまるとなかなか面白い。 イヴァン雷帝と貴族たちの権力争いは今日の政治家たちの足の引っ張り合いも感じられる。 実際の台本によるものなのか日本語訳によるものなのかソヴィエトという当時の時代性が台詞の端々に感じられた。(第一部において。) 検閲でそう指示されたのだろうか? 第2部の方が演出様式も演技もより安定し、また完成されている。 第1部では群衆の場面で素人を多く使っているのだろう。演技が雑なところがある。 モノクロのなかに一部カラー映像を混ぜたり、光と影を誇張したり、インパクトの強い映像だ。0 people agree with this review
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