M  |  愛知  |  不明  |  28/May/2008

本質的にはデュトワと同一路線だと思います。８０年代のスタイルなのだろうか。つまり楽譜の丁寧、精緻な再現性と楽器の色彩的変化に焦点がおかれており、音楽的興感とかダイナミズムは抑制されるという点で。しかしインバルの場合行き過ぎです。更に問題なのは録音の音量レベルの低さが、インバルのスタイルの場合は特に打撃。録音が良ければもっと印象が違った可能性があります。

 

ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  30/May/2007

私の様に、そこいらの電気屋に行けばすぐに売っている安物コンポで聴くにはキツイ録音です（ボレロなんか最後のところを基準にボリュームを設定していたら最初は全く無音。この盤に限らないけど、曲の進行に合わせてボリュームをあわせるなんて自分で毎回MIXをしてるよう。演奏なんか二の次）。ダイナミクスが命と言うのはわかりますがもうちょっと聴きやすくても良いんじゃないでしょうか。他も薄い霧の向こうの風景を見ているようです。聴きやすいMIXもいいcdの条件です。良いオーディオ買えよって言わないでね。

 

TTM  |  東京  |  不明  |  06/October/2004

まあまあですかね。もっとも、ラベルのようなポピュラーな作曲家の演奏はいいものが他にいろいろあって、例えばマルティノンやデュトワやアバドなどの名盤も再発売の輸入ものなら今はずいぶん安く買えちゃうし、ちょっと硬派なものならブーレーズのSONYの旧録音も今はずいぶん安いから、多少の価格の違いであれば何度も手にとって聴きたくなるものの方が他人にはお勧めですね。全体的には好奇心をそそるほど変わった演奏というわけでも超個性的な演奏というわけでもないし。

 

Waldvogel  |  Neu Schwanstein  |  不明  |  24/December/2003

インバルの適性に合わないのでしょう、ラヴェルは。まあ、いいじゃないですか、ミュンシュやクリュイタンス、アッバードのひき立て役として。1600円は安い！

 

nick  |  saitama  |  不明  |  21/September/2003

指揮者の解釈は変だし、オケの方は緻密さに欠ける。ラベルの管弦楽集には優れた物が他にいくつもある。これはお勧めしない。

 

ミタケ  |  埼玉  |  不明  |  15/January/2003

DENON盤での評価。変なラヴェルです。音色が変。調律も変？？華麗さが微塵もなく不気味。はまればとことんはまるけど、一般受けはしなさそうです。私ははまりました。でも点数は6以上はつけられません・・・(笑)