Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Violin Concertos : Julia Fischer, ASMF
Customer Reviews
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ニャンコ先生 | Tochigi | 不明 | 07/May/2013
レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が濃くなったが、演奏の自然さ、音の柔軟さは変わらない。デッカの録音も、そうした彼女の音楽上の美点をしっかり捉えている。オーケストラがヴァイオリン左配置の現代型、奏法もこれまでの彼女のバロック録音(といってもバッハ無伴奏だけだが)と同様純粋に現代型である。ASMFにしては少人数の感じがはっきり出たコンパクトな響きにまとまっているのがとてもよい。たしかに、緩徐楽章のテンポの遅さは、バロック音楽の基本(第1楽章の四分音符=第2楽章の八分音符、等)を逸脱している。全体として、私のようなフィッシャーファンを喜ばせる魅力満載の出来だが、「バッハのヴァイオリン協奏曲全曲を1枚で聴ける新録音盤」の第一推薦とするには躊躇する。2 people agree with this review
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gairo | 北海道 | 不明 | 19/April/2010
ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい衝撃を受けた。H.ハーンがバッハを腑分けし、そこから緻密に理路整然と組み立てる趣だとすれば、J.フィッシャーはバッハにするりと入り込んで、その内側から充溢させていくとでも表現できようか。バッハの内部に分け入るその手際は鮮やか、というより本能的な感性の鋭さを感じさせるもので、そこでバッハとフィッシャーは一体化し、どこかバッハでどこがフィッシャーなのかもはや見分けがつかない。ここまでならどうと言うこともない。本質的に驚くべきことは、そこから得も言われぬ愉悦感がそこはかとなく滲み出てくるところだ。その愉悦はあまりにも自然であまりにも純粋であまりにも濃密で、人間をそのまさに中心から慰撫し暖める力に満ちている。音楽の救世主になる予感。9 people agree with this review
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良い演奏 | 兵庫県 | 不明 | 01/June/2009
これは抜群に楽しい録音だ。美しい音、淀みのない演奏、確かなバッハの解釈(オーソドックスです)。フィッシャーのみならずアカデミー室内管弦楽団の弦も潤い十分。ただ音楽を楽しめば良いCDです。5 people agree with this review
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桐嶋屋勝造 | 愛知県 | 不明 | 25/April/2009
不安定なところが全く無い美しくのびやかな演奏です。 細かな音の動き・繋がりが曖昧にならず、聴いていて私はとても心地よく感じました。4 people agree with this review
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ピコッチル | 静岡県 | 不明 | 24/April/2009
バッハの協奏曲,およびフィッシャーのVoを聴くのはこのディスクが初めてなので実際どの程度自分が理解できてるか微妙ですが,このCDは良いと思います.曲とヴァイオリン(オーボエも)が耳にスーッと入ってきてとても心地がよいです. 彼女の音色は透明で繊細かつ芳醇,そんな風に感じました.年齢が1つ先輩ってなだけなのにこんなに1つの楽器で誰かを魅了できていることにすごくうらやましさを感じますが,是非これからも応援していきたいアーティストです.4 people agree with this review
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 08/March/2009
輸入盤を入手(笑)。大変よいバッハ。小気味のよいテンポで、センスのよさが光る。耽溺はしていないが、歌もある。ASMFは、オーソドックスだが、いつものようにスタイリッシュで、安心して聞ける。録音も清涼感万点。3 people agree with this review
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古物好き | 大阪 | 不明 | 07/February/2009
この人の実力は、古物好きとしては悔しいが、第一級。ベルリンフィルに呼ばれるか否かは、別要因。すなわち集客。指揮者の話だが、小澤のような人でも、まだ集客が見込めるから、ベルリンやウィ−ンは呼ぶ。3 people agree with this review
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Kei | 横浜 | 不明 | 27/January/2009
フィッシャーの演奏は的確な技術に裏打ちされた趣味の良さに最大の特長があり、バッハでもそれが良く生かされて素晴らしい。これまでのクライツベルグとのコンビはチャイコフスキーのようにプラスに働く場合と、モーツアルトのように限界を感じさせる場合とがあったので、Decca移籍でもっと幅広い個性の指揮者との組み合わせが可能になることは楽しみである。4 people agree with this review
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ひかり | 東京都 | 不明 | 24/January/2009
音楽っていいなと素直に思わせてくれる一枚。4 people agree with this review
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古物好き | 大阪 | 不明 | 10/January/2009
上手さに舌を巻く。単に上手いだけでなく、安定感もあるし、音色も揃っている。安心してバッハを任せられる演奏だ。今の若い人は、と言えなくなる。4 people agree with this review
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ito | 横浜 | 不明 | 03/January/2009
記念すべきユリア10枚目のディスクは、「四季」で共演しAsmfとのもの。緩徐楽章がとりわけ素晴らしく、しっとりとした叙情的な美しさで歌われている。両端楽章はややテンポが早い気がするが解釈はよく考え抜かれている。「四季」のときのような天真爛漫な美しさではないが、これはこれでユリアの成長を感じさせるものがある。0 people agree with this review
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