Comp.piano Works: G.schuchter
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麗しのcybelia | 東京都 | 不明 | 11/May/2023
暖かくて伸びやかな音(ペーゼンドルファー・ピアノ)でゆったりと弾かれた演奏です。シューベルトに峻厳で暗いものを求める方には物足りないと思いますが、他の方もお書きになっているとおり、昔のシューベルト演奏はこういうものだったのです。こういう伴奏で、シューベルトの歌曲、例えば「幸福」などを聴いたら、さぞうっとりすることでしょう! 「楽興の時」など柔和な弾きぶりで、現代の演奏は深みを求めすぎていないか、こういう演奏で聴くのが本来では?…などと思いました。2 people agree with this review
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kadoshin | 東京都 | 不明 | 27/January/2023
シューベルトのピアノ作品が網羅され、比較的くせのない演奏で収録されている点が、良いと思います。 録音は70年頃とやや古めですが、クリアーで聴きやすい音質といえます。 シュヒターの演奏はベーゼンドルファーを使用しているということですが、バックハウスやグルダの録音で聴き慣れたインペリアルの音と比較すると、ややシャープに聴こえます。中低音のくぐもった感じがあまりありません。ですが、手作り感のある音で、嫌いな音ではありません。 演奏は中庸、オーソドックスという形容が最もふさわしいでしょう。最近のシューベルトのピアノ曲演奏は、歌い込みすぎたり、深淵をのぞき込み過ぎたりとか、異形の凝ったものも多いのですが、シュヒターのは、1970年代までドイツ圏(シュヒターはオーストリアの人です)で、ふつうに弾かれていたであろうと感じさせる、てらいのないものです。そういう意味では、旧東ドイツのディーター・ツェヒリンの演奏(エテルナレーベル)に近い感触があります。 従って、個別の曲で出来不出来がないのも、こうして全集で聴くCDとしてはメリットかと思います。 そこが逆に不満とまでは言わないまでも、曲によってはもう少し突っ込んでほしいと思う曲も(特に後期の作品で)あるのも、致し方のないところですね。 いずれにせよ、シューベルトのピアノ作品=人生を俯瞰的にとらえられる、という意味で、なかなか得がたい全集なのではないかと考える次第です。1 people agree with this review
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