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碇義朗

Books 最後の撃墜王 紫電改戦闘機隊長菅野直の生涯

最後の撃墜王 紫電改戦闘機隊長菅野直の生涯

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    イック  |  大阪府  |  不明  |  10/April/2021

    太平洋戦争末期を描いたノンフィクションを読んで面白かった、いい作品だったというのもどうかと思うが若き伝説的エースの生涯を綴った話で、この菅野直という人物がとても魅力的なんです。当時海軍の新鋭機であった紫電改を自在に操縦して、アメリカのパイロットからイエローファイターの名で恐れられていたというから凄いですよね。戦闘機の質や物資の量は圧倒的にアメリカの方が上なのですが、技術のみでくらいついているのだからその技量が分かります。さらに学生時代から「菅野デストロイヤー」と呼ばれ豪胆な性格で知られていたが、気さくで階級に拘らす部下から慕われていた様子も伝わってきます。あと目立ちたがり屋な所があり、特攻にさえも「一番先にいきたいです」と言ったという話が残っています。でも自分は志願しながらも特攻自体には合理的な作戦ではないと猛反対して、部下からは特攻隊員を出さない様にしていたというから本当に実力と人望がある頼れる指揮官と言えるでしょう。この時代は残念ながら尊敬できる指揮官は少なかったということですから本当に稀有な人物です。そんな菅野直について日記と彼を知る人物の証言をドキュメント形式でまとめられた本です。

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