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オリガ・モリソヴナの反語法

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    ぷーにゃー  |  不明  |  不明  |  06/July/2021

    息もつかせぬストーリー展開で、面白すぎて一気に読めました!!と、書くと軽すぎるでしょうか?20世紀ソ連史の暗い面もたっぷり書かれていますが、ミステリー仕立ての話の進め方もあって、ぐいぐい読めます。暗くて辛い話が出てきても、ソビエト学校時代の回想が明るい彩りを添えて、全体を決して重苦しい雰囲気にしません。小説の舞台になった時代の世相描写も含めて、全編興味津々で読んでました。これだけのスケールの大きな小説を日本人女性が書いたという事実が驚きですし、巻末の参考文献の量にもびっくりです。米原万里さん生涯唯一の小説で、傑作なのですが、紫式部が「源氏物語」、マーガレット・ミッチェルが「風と共に去りぬ」という、生涯一つの小説作品しか残さなかったのと、何か共通する所があると感じるのは大げさでしょうか。

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