Comp.piano Sonatas: Backhaus(P)
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しふら | 神奈川県 | 不明 | 01/September/2011
ケンプもバックハウスも互いに「覇」などを競ったことはない。日本の音楽マスコミの創作に踊らせてはいけない。当然なことだが、行き方はまったく違う。が、ともに偉大なベートーヴェン弾きだ。ただし本国ドイツでは、シュナーベル、ケンプのふたりが偉大なベートーヴェン演奏家として人々にいまだに記憶されている。バックハウスの評価が高いのは、発端としては日本の音楽評論家(Y)とそれに頭が上がらない日本の音楽マスコミが作り出したものだ。もちろんバックハウスはほんとうに偉大だ。日本での評価が高いのは、日本の聴衆(断じて音楽評論家、音楽マスコミのせいではない)の耳が確かな証左だ。ドイツで忘れ去られたピアニストが日本で高い評価を聴衆から得ているとは、ある意味で誇るべきことだ。言いたいことは、Yに頭が上がらない歪んだ音楽マスコミに乗せられないように気をつけなくてはいけないということだ。そういう観点からケンプとバックハウスという偉大なベートーヴェン弾きを評価することはぜったいに避けなくてはいけない。7 people agree with this review
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STRAD | 千葉県 | 不明 | 20/November/2010
多分録音のせいもあると思うが、音楽が重たいと感じる。音楽の中身の濃さと音としての軽重さはあまり関係ないと思っているが、このバックハウスの演奏は鈍重であると感じるところもある(不用意なペダル操作により音が濁ることが多い)。それをベートーヴェンらしく重厚であると感じるか、単なる演奏の鈍さと感じるかは聴き手の感性というか好みであろうと思う。しかし、他にいい演奏がいろいろ出てきている現在、小生にとってはバックハウスでなければ・・・、という思いは随分と変わってきている。つまり敬意は十分に表するが、実際には他の演奏を聴くことが多くなってきている。9 people agree with this review
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robin | 兵庫県 | 不明 | 18/June/2009
輸入盤ではeu盤とイタリアデッカ盤が出ているが、イタリア盤の方が音がいいらしい。私はeu盤を持っているが、低音は木をたたいるかのようで、レンジも狭い。これでは本当のバックハウスの真価を伝えていない。まるで別物の演奏に聴こえる。デッカオリジナルsxllpの音はとてもこんなではなかった。左右一杯に広がり、圧倒的迫力があり、どうしてもlpの音と比較してしまう。むしろ単発で出た方日本盤10枚のほうがいいのではないか。28番など明らかに日キングのほうがいい音だ。4 people agree with this review
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