Bolero, Daphnis Et Chloe Suit.1, 2 La Valse, Etc: Maazel / Vpo
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Seiru | 千葉県 | 不明 | 10/January/2010
非常にねばっこい、まさに「怪演」。それでいてさすがウィーンフィル、気品はしっかりある。ラヴェルらしさを求めるにはもっといいものがあるだろうが、ここまでいやらしさ…ラヴェルの曲に(意図せずとも含まれていたのかもしれない)官能美…のある演奏もないだろう。特にダフニスとクロエ、ラ・ヴァルスがいい。演奏もさることながら、普通のCDですらなかなか音質がいいので、どちらかはお好みで購入すると良いだろう。ラヴェルの曲に落ちた黒い影を異常なまでにえぐり出した面白い一枚である。2 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 16/August/2009
フランス風のエスプリに満ち溢れたラヴェルなどどこ吹く風。これは、鬼才マゼールならではの個性的なラヴェルである。ただ、ウィーン・フィルのどこまでも美しく繊細で、なおかつ最強奏になっても決して気品を失わない演奏が、本盤の演奏を過激なものとしてしまう寸前で止める結果になっていると言える。したがって、いわゆる名演というのには躊躇するが、一味もふた味も違う個性的なラヴェルを味わえるという意味では、一聴の価値が十分にあるものと考える。SHMCD化によって、相当な音質改善が図られているように思った。3 people agree with this review
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Yuniko | 新潟県 | 不明 | 15/February/2008
フランス風でもなければ、ラヴェルのスペイン趣味も聴かれない。しかし一度聞いたらもう二度と忘れられないマゼール&ウィーン・フィルのラヴェル。全曲通して、悪夢を見ているような濃厚さが強烈そのもの。文字どおりの必聴の怪演は、天才マゼールの独壇場!5 people agree with this review
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 07/February/2008
「うーん…何もここまで誇張しなくても…」というのが正直な感想。やはり《ボレロ》てルバートするのはご法度です。一定のテンポでギリギリまで粘るからこそ、コーダ以降が印象的になるのだし、ラヴェル自身もそれを望んでいたはず。《スペイン狂詩曲》の夜の不気味さは確かに凄いけれど、《ラ・ヴァルス》になるとやり過ぎです。《ラ・ヴァルス》はもともとウィーン礼讃の曲として着想されながらも、大戦の爪痕から“死の舞踏”としての香りを持つに到った曰く付きの曲ですが、そうしたほの暗さを、テンポを動かしまくるような安易な誇張で描くのでは、いささか幼稚ではないでしょうか。押し付けがましいデフォルメによらず、さり気なく、しかし思わずゾッとするような瞬間を作れる指揮者こそ、本物だと思います。0 people agree with this review
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