Genoveva : Kusej, Harnoncourt / Zurich Opera, Banse, Marthey, etc (2007 Stereo)
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マヤ | 熊本市 | 不明 | 08/December/2008
主役の4人が舞台からほとんど消えない。存在は、不在となっても存在した限り意識から消せないのだから。この劇の閉塞感、苦々しい抒情。そして祈りと冒涜がきしむようにそばに置かれ、互いを傷め合う。全身と全霊をこの劇に捧げたバンゼに最敬礼。どんなに熱してもどこか空虚で、どんなに乾いてもどこか濡れているような響きを創るアーノンクールの表現はCOE盤と甲乙つけがたい。ネトレプコの椿姫やフィガロが心に入った方なら是非。1 people agree with this review
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 30/November/2008
失敗作との世評を覆すにふさわしい、素晴らしい上演。似た題材の『オイリアンテ』に比べるとオペラティックな盛り上がりは皆無だが、『令嬢ジュリー』(ストリンドベリ)や『フィレンツェの悲劇』(ワイルド/ツェムリンスキー)のような近代劇の先駆とさえ言える。特に悪役ゴーロが魅力的で、作曲者が彼にテノールを、夫の伯爵に悪役声のバリトンを当てている理由が良く分かる。この演出では最後がハッピーエンドに見えないのも当然。白い壁、白い服がだんだん汚れていくのは常套的とも言えるが、クシェイはこういう心理劇の見せ方は抜群にうまい。2 people agree with this review
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