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Mendelssohn (1809-1847)

CD Violin Concerto, Sonatas.piano Trio: Mutter(Vn)Masur / Lgo Previn(P)Harrell(Vc)

Violin Concerto, Sonatas.piano Trio: Mutter(Vn)Masur / Lgo Previn(P)Harrell(Vc)

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  • ★★★★★ 

    オットー  |  不明  |  不明  |  24/July/2010

    悪趣味なポルタメントが気に入った。メントリが名演。個人的にはスークトリオのと双璧かな。メンコンのほうもいやらしいポルタメントが聴けるが,最初は若干抑制してる。もっとやってもよかったかなあ。でも現代の演奏としてはこれでよしとすべきだろう(それに弾き崩し気味の部分もあり面白い)。クライスラーじゃあるまいし。メンコンに関してはやはりクライスラーが一番! そして面白いのがボーナストラックのメンデルスゾーンの春の歌。歌いまわしがうまいです。しかも,最初はだいぶ抑制しているのだが,後半になってなかなかのポルタメントが出現!おえっとなりますね。良いです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  02/April/2010

    ムターは、1980年にカラヤン&ベルリン・フィルとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音しているので、本盤は約30年ぶりの録音ということになる。演奏は、約30年前の旧録音が、終始カラヤンのペースで演奏されたというイメージがあったが、本盤は、ムターの個性が全開の円熟の名演であると評価したい。ムターならではの大らかさの中にも、繊細な抒情に満ち溢れている。バックは、マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。マズアの指揮は、ベートーヴェンや特にブラームスの協奏曲では、いかにも薄味の伴奏と言った趣きであった(オケはニューヨーク・フィルであったが)が、本盤では、楽曲がメンデルスゾーンの協奏曲だけに、そのような問題点はいささかも感じられなかった。正に、ムターとマズアの楽曲への思いが通じ合った会心の名演と言っても過言ではなく、更に、メンデルスゾーンゆかりのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のいぶし銀の音色が、演奏に重厚さを添えることになっている点を忘れてはならないだろう。ピアノ三重奏曲やヴァイオリン・ソナタは、プレヴィンやハレルとともに、実に息のあった名演奏を繰り広げており、特に、ピアノ三重奏曲の終楽章の地響きがするような重厚なド迫力には、完全にノックアウトされてしまった。ボーナストラックの春の歌は、ムター&プレヴィンの仲睦まじさに思わず微笑んでしまうような名演奏であり、名演揃いの本盤の締めくくりに相応しい温かみを湛えている。

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  • ★★★★★ 

    燕の巣  |  静岡  |  不明  |  13/February/2009

    ムターのモーツァルトDVDセット(5DVD)を観た後に、当DVDを拝見。協奏曲、三重奏曲、ソナタと同じ構成ですが、5枚のDVDが1枚に凝縮されたようなエナジーを感じました。観ててアドレナリンが分泌される感覚を自覚する映像は稀有でしょう。名手による名曲の歴史的名盤が誕生。素晴らしい。本当に感動しました・・・。

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  • ★★★★★ 

    ちゃい  |  東京都  |  不明  |  05/February/2009

    お店で試聴しただけですが、演奏に引き込まれてしまい、最初から最後までお店で聴き通してしまいました。個人的には最高点を付けたい演奏の一つです。しかし、値段が高い。熱狂的ファンではないのでDVDはいりません。でも、繰り返し聴きたくなる素晴らしい演奏です。色々な人に聴いてもらいたいと思いました。

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  • ★★★★★ 

    cosmos  |  東京都  |  不明  |  23/January/2009

    最近のムターの録音・録画物としては出色のものである。コンチェルトも有り余る演奏の中であらためてこのポピュラーな曲にビロードのような色と艶を吹き込んだ演奏で私的にはベストである。室内楽も今まで意識して聴いたことがなかったが、素晴らしい曲でこれを世に広めたムターとプレビンに敬意を表する。ムターはなぜか誤解する人もいるが、現代最高のヴァイオリニストであることには間違いはない。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  19/January/2009

    協奏曲はカラヤンとの旧録音とは別人の感。ヴィブラートたっぷりの音でプリマドンナのごとくオケを従え、濃厚なロマン性を発散させるが、それが厭味でないのはさすがスーパースター。第一楽章第二主題やカデンツァ直前は音楽が止まりそうなほど遅くなるし、逆に終楽章は天馬空を行くがごとし。三重奏曲は、しっかり軸を固めるピアノを背景にヴァイオリンとチェロが丁々発止という曲の作りにかなった配役。カメラワークは今回もかなり凝っていて、お客なしのブラームスザールで撮った室内楽曲はちょっと酔いそうになる。

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