Guitarhythm Box
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風の歌を聴け | 不明 | 25/April/2009
「GUITARHYTHM W」 '94年発表。日本語で、しかも自分の声で歌うようになってから布袋寅泰の楽曲は変わった。センス、キャパシティ、技術といったものの上に、フィロソフィー(哲学)と呼べそうな精神的弾力が加わったと思う。ギターと曲、プラス音作りで自らのポジションを築いた彼が、具体的な聴覚映像と、好むと好まざるとにかかわらず付着してしまうメッセージであるところの日本語を自分で歌うとき、それまで築いたものを斬らせる部分がきっとあったのではないか。肉を斬らして骨を断つ側面を活動に学んだことによって、布袋寅泰が挑んだものはセンスやモードをギターによって創造することばかりではなく、より全人格的なものをギターを通して表明していくことであったはずだ。彼の歌は力強くなった。 前作は、まだギター的ムード、布袋的ムードに寄りかかるところが散在していたけれども、本作は精神的弾力が骨と筋になっていて、彼のドラマチックなところと拮抗する様相を呈している。もちろんアルバムの序曲=誘導と終焉がオーケストラで固めてあったりするなど、彼のメソッドの不変さはしっかりと存在する。Eではバイオリンとギターがクロスしながら1曲を成型しているが、こうした融合のさせ方にも布袋メソッドの熟成をみる思いである。最初の「GUITARHYTHM」のとき、ギタリズムなるコンセプト・ワードの内容面を"リズムギターじゃマズイでしょ?"と言ってはぐらかしたが、いまやその種の斜めユーモア感覚も薄れてきた気がする。あえて比較するならば、ファースト・ギタリズム・アルバムと対をなす労作と言えるだろう。1 people agree with this review
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