Piano Works Vol.3 : Lenehan
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Raise | 埼玉県 | 不明 | 21/January/2012
ソリストを務めるジョン・レナハンは1958年、イギリス生まれのピアニスト。ジュリアン・ロイド・ウェーバーやジャズの助演を務め、ソリストよりも伴奏で有名なお方です。マイケル・ナイマンのピアノ協奏曲をアルスター管弦楽団と録音したNaxos盤では、グラモフォン・アワードを獲得、UKのクラシック・チャートで五位に上り詰めた実績もお持ち(ちなみにこの盤の指揮を執ったのは、我らが日本の誇る名廉価盤(笑)指揮者、湯浅卓雄)。廉価盤の大将ナクソスには少々実力のあり過ぎるぐらいの彼のアイアランド全集も、近日出たピアノ協奏曲の余白録音で完成。長い沈黙ののちに出たこの第三集は、待ちくたびれたファンを大歓喜させた一枚です。アイアランドのピアノ曲は特に人気の高い分野。「緑の道」「春が待てない」「アーモンドの樹」と題名を見るだけで音楽史的な立ち位置も一目瞭然。実に穏健な和声と美しくメロディアスな楽曲に、程よく力の抜けたレナハンの演奏はピッタリ。繊細かつ朴訥平明、それでいて芯のしっかり立った語り口が素晴らしいです。一方で脂の乗り切った四十代に書かれたソナタではシリアスな表情もしっかりと伺わせ、彼のピアノ作品の諸相をしっかり切り出す良選曲。イングランドの詩人A・E・ハウスマンやシェイクスピアの詩句にインスピレーションを得た「緑の道」や、「ロンドンの夜のバラード」にはかつてのドビュッシアンとしての面影も。たとえクラシック音楽に興味がなくとも、イージー・リスニングとしても聴けてしまうだけの懐の深さ、平易さをしっかりと持ち合わせている。それでいて高品位。演奏、曲目ともに間違いなくナクソスのピアノ・ソロではトップクラス。お勧めです。1 people agree with this review
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