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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD "Passions, Mass in B Minor, Oratorios : Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan "

"Passions, Mass in B Minor, Oratorios : Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan "

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  • ★★★☆☆ 

    コバピー  |  新潟県  |  不明  |  03/March/2010

    鈴木雅明氏のバッハは、どこか教科書的とも言うべき淡々とした部分が否めません。オラトリオなどはまだ良いですが、受難曲は単なるコンサートのための音楽にしか聞こえず、些か物足りないのが率直な感想です。 このBOXセットを求めるならば、コープマンの奔放さやリヒターなどの峻厳さを求めないことです。ですが単に悪いと言うわけではなく、クセのない聴きやすい演奏であることは保証致します。尚、復活祭オラトリオは最終演奏稿を使用しており、第二曲のアダージョのソロ・オーボエがフルートに差し替えられているため、意外とあっさりした感じになっています。ヨハネも同じく最終演奏稿を使用してるため、作品を知っている方には是非聴き比べてほしい演奏でもありますね。

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  • ★★★☆☆ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  10/August/2009

     鈴木/BCJのバッハ録音は,演奏の完成度は高く,合唱の精度も非常に高水準であり,何より美しい。美しさという点では最高とも言えるかもしれない。しかし,である。彼らの演奏からは,内面から満ち溢れるパッションがほとんど感じられないのだ。聴き返す程に,その点が気になってくる。聴き飽きてしまうのである。また,日本人としては最高水準といえるラテン語やドイツ語の発音も,やはりドイツ語圏の演奏家と比較すると,どうしても印影や深みに乏しい感が否めない。これはBCJのメンバーから直接聞いた話だが,実は彼らはもっとパッションを感じさせる,テンションの高い演奏がしたいのだが,BISのプロデューサーが,そういうものは犠牲にしても,とにかく完成度の高い,欠点のない演奏を求めるのだそうである。それを知ってこれらの演奏を聴くと,どこか優等生的に澄ました感じの演奏になっているのもむべなるかなと思う。カンタータはまだいいとして,「マタイ」のドラマトゥルギーの欠如(是非再録音してほしい),「ロ短調」の上澄みだけを掬ったかのような訴えかけに欠ける演奏(美しいことは間違いないが)は,個人的には残念で仕方がない。これがBISの関係者の考える「日本人によるバッハ演奏の究極形」なのだろうか?だとすれば,彼らが本領を発揮するためには,このままBISで録音を続けるのがいいのかどうか,という気もしてくる。

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