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Bowen, York (1884-1961)

CD-R Piano Concerto, 3, 4, : Driver(P)Brabbins / Bbc Scottish So

Piano Concerto, 3, 4, : Driver(P)Brabbins / Bbc Scottish So

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  • ★★★★☆ 

    のろま  |  東京都  |  不明  |  07/January/2013

    ボーウェンのファンの方から誹りを受ける覚悟で書きます。私にとって、ボーウェンのCDはヴィオラ協奏曲に次いでこれが2枚目ですが、この作曲家の印象を一言で形容するならば、広島県のキャッチコピーでもある「惜しい」という言葉になるでしょうか。ただし、謙遜の意味も込められた広島県の場合とは違って、悪い意味で。同じ師を持ち、年齢も1歳違いのバックスの管弦楽曲と比べると、楽器編成が小さいせいか、オーケストレーションはそれほど重厚ではなく、使われる和声の種類も限定的かと思われます。したがって、「イギリスのラフマニノフ」と称されるほどの美しい旋律を誇るにもかかわらず、特にピアノ協奏曲第4番は、演奏時間が長い割に、変化に乏しく単調な印象を受けました。バックスの場合、これだけ長い曲であれば、もっと多くの“仕掛け”を施したのではないでしょうか。彼の場合、シベリウスやドビュッシーの影響を受け、大好きだったアイルランドが独立を果たすまでの苦闘を目の当たりにしたことなどが、作風を豊かにしたと考えられます。その点ボーウェンは、多作だったものの、生涯を通じて作風がほとんど変わらなかったようで、今ひとつ深みが欠けるきらいがあるのは、他の作曲家に学ぼうとする意欲が乏しかったことや、良くも悪くもあまり大きな不幸を経験しない人生を歩んでしまったことによるのかもしれません。いずれにせよ、ピアノ協奏曲第3番は楽天的でそれなりに面白いですが、第4番は短調で始まるものの暗さや哀愁はさほど強くなく、盛り上がりを期待した箇所で思ったほど盛り上がらないなど、少々中途半端で生ぬるい内容です。この主題を使ってバックスかウォルトンがアレンジを施したら、より魅力的な曲になるのではないかと思いました。録音はかなり良いので、おまけで星4つ。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  19/June/2009

    “イギリスのラフマニノフ”とは言い得て妙!第3協奏曲は特にメロディアスな美しさとそそり立つようなオクターブ・ユニゾンがラフマニノフを思わせる。一方そこにディーリアス風の抒情を加味している辺り、やはりイギリスの作曲家なのだと感じる。曲の佳境で五音音階風のフレーズも登場し、非常に華やかに曲を閉じる。対する第4協奏曲は陰欝な印象である。冒頭はラフマニノフの第2協奏曲の出だしと瓜二つで、しかもそれが終楽章で回帰するという構成を持っている。構成そのものは、メトネルの第1協奏曲にも相通じるものがありそうだ。しかし、第1楽章の途中で、ラフマニノフの《死の島》とそっくりな旋律が出てくることから、やはり“ラフマニノフ風”というイメージは拒めないであろう。録音・演奏ともによく、この無名作曲家の再評価を促す重要なファクターとなりうる一枚として推薦したい。

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