Piano Works : Mejoueva
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sadRed | 千葉県 | 不明 | 21/December/2011
このアルバムは、演奏者自身が書いているノーツが重要だ: 「ショパンの魅力についてはすでに多くの言葉が費やされてきた。そのエッセンスは一言でいえばポーランド語の『żal』〔żは上に小さな点のあるzだ〕という言葉に集約されるだろうし、『ポエジー(詩情)』が最重要であることは論を俟たない。『人間の尊厳』。『高貴さ』というのも大切なキーワードだろう。プーシキンの言葉にあるように『美しいものは厳かなのである』。”żal”については、http://bit.ly/tfJQ4Eがいちばん詳しいだろう。このほか、「本来あるべきものを失った悲しみを意味します」http://bit.ly/vujoaa、「その含意するところは、悲しみ、憧れ、ノスタルジア、後悔、諦め、悔悟、腹立ち、だそうです」http://bit.ly/s9bPQC、「傷む心」http://bit.ly/tO33Loなども参考になる。Google翻訳では、英語で「grief」、日本語で「悲しみ」と出てくるだけだ。要は、私がメジューエワのノクターン全集の本HMVサイトのコメントに書いたとおりだ。むしろ私がびっくりするのは、”人間の尊厳”、”高貴さ”という言葉が出てくるところだ。音楽について、こんな言葉を発言したピアニストを、私は過去に知らない。彼女の音楽表現の、独特の「強さ」の基盤が、この音楽観にあるだろう。このパラグラフに続けて彼女は、「私はショパンを、あくまでも、構造性を重視した古典として弾く」と述べている。ショパン=ロマン派は、たしかに、あまりにも長持ちしすぎた誤解だろう。この誤解のおかげで、私にとってショパンの音楽は長年、つまんねぇ軽視の対象でしかなかった。イリーナ・メジューエワは、私の耳に対して、ショパンを”脱構築”したのだ。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 08/January/2011
凄い名演だ。そもそも本CDに収録された楽曲の組み合わせが素晴らしい。ポロネーズ、マズルカ、ワルツ、前奏曲、エチュードと言った、ショパンの主要な作品からの抜粋を中心としたカプリングであるが、必ずしも有名曲だけを組み合わせているわけではない。単なる人気取りの有名曲集に陥っていない点は、メジューエワのショパンへの深い拘りと理解の賜物であると考える。ライナーノーツの解説には、メジューエワを「思考するピアニスト」と評していたが、これはなかなかの至言である。メジューエワは、ショパンがスコアに記した音符の一つ一つを丁寧に、そして風格豊かに弾き抜いて行く。この一音たりとも蔑にしないアプローチは、ショパンの各曲の旋律線を実にくっきりと明瞭に描き出すことに大きく貢献する。こうした堂々たるピアニズムについては、ある意味では、「思考するピアニスト」との見方もあり得るのではないかと思うからである。ただ、重要なのは、メジューエワは、理屈が先に立つピアニストではないという点だ。音楽は実に優美に流れるし、女流ピアニストならではの繊細な詩情においてもいささかの不足もない。要は、非常に幅の広い表現力を身につけているということである。このような素晴らしい大芸術家が、我が国を拠点に活動しているというのは何と言う幸せであろうか。録音も鮮明で文句なし。4 people agree with this review
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 25/May/2010
幻想ポロネーズとワルツを聴きたかったのですが、英雄ポロネーズがどうなるのかという興味もとてもあって買いました。結果は、おすすめです。もう一度!とかけなおした英雄ポロネーズは久しぶりのことです。どうだ!と言わんばかりの演奏が多い中、「そう、この曲はポロネーズだよな」という原点回帰の思いでした。実は大昔に聴いた演奏への郷愁なのかもしれませんが。でも、私は少なくともわくわくしながら聴きましたけどね。コンサートでこれ聴いたら、泣くかもな。6 people agree with this review
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kamescian | 神奈川県 | 不明 | 22/August/2009
非常に王道的な,じつに立派なショパンアルバムです.彼女の他のアルバムを持っている人も,これが初めての人も,あるいはこれが初めてのショパンのCDの人でも,満足するでしょう.メジューエワさんは,ロシアピアニズムの伝統をよく踏まえている人のようで,少し先祖帰り的な,21世紀のサロンの音楽として(そんなものがあるとして)ショパンをお弾きになっています.どの曲も十分に練られて,しかも昔あった「ショパン名曲集」のようなアルバムに仕上がっています.通して聴いても,1,2曲選んで聴いても楽しめます.「英雄ポロネーズ」,強腕で弾き飛ばされることの多い曲で,西洋人形のような彼女には合わないような気がするのですが,なんとまあ丁寧に弾かれていることでしょうか.優しいタッチなのですが,見事に響きを造形して不足なく起伏を作り,曲の特徴を余す所なく出しています.「幻想ポロネーズ」,終盤,ちょっと驚くようなスローテンポも使い,ショパンが曲に込めた想いをスケール豊かに展開させ,最高傑作であることを彼女なりに新鮮に示してくれます.予備知識がまったくない人にとっては,少し勿体ぶった演奏に聴こえるかもしれません.豊穰を極めたロシアピアニズムには,ちょっとオタクっぽい面もあるので,この人にもそんなところがある気もします.でも,繰り返し聴いて飽きない,昨今稀なショパンアルバムだと思います.5 people agree with this review
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