Chopin: Opp.33-36.38
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 25/December/2010
ポリーニの円熟を感じさせる素晴らしい名演だ。ポリーニにとって、ショパンは特別な作曲家なのだと思う。というのも、ポリーニは、ショパン国際コンクールでの優勝後の一時的な充電期間を経て、楽壇復帰後、一度にではなく、それこそ少しずつショパンの様々なジャンルの作品を録音(演奏)し続けてきているからである。本盤は、その中でも最新の録音であるが、特に、ピアノソナタ第2番とバラード第2番の2曲の再録音を含んでいるのが特徴だ。そして、この2曲の、過去の録音との演奏内容の差は著しい。例えば、バラード第2番など、演奏時間においては特に顕著な差が見られないが、本盤の方が、よりゆったりとしたテンポで実にコクのある情感豊かな演奏を繰り広げている。ピアノソナタ第2番も、壮年期の勢いと言った点では旧盤に一歩譲るが、本盤においては、内容の掘り下げへの追及が一層深まったかのような意味のある音が支配的だ。それ以外のカプリング曲では3つのワルツが名演。例えば、ルイサダのような瀟洒な味わいは薬にもしたくないが、ここでは、ポリーニ特有の研ぎ澄まされた透明感のあるタッチが、ショパンの寂寥感を一層際立たせることに成功していると言える。SHM−CD化によって、ポリーニの透徹したタッチがより鮮明に味わうことができる点も大いに喜びたい。6 people agree with this review
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ぽろろん | とうきょう | 不明 | 20/January/2009
ここ十数年で、それまでポリーニを評価してこなかったような者達は前作「夜想曲集」も矢鱈高評価しだしている、が、この「ショパンリサイタル」ほどの出来ではない。これは70~80年代にポリーニが録音したショパンアルバムと並ぶほどの名盤。3 people agree with this review
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chopin30 | jp | 不明 | 18/December/2008
作品30番台を弾くというポリーニの意図も見事で(選曲が素晴らしい)、何よりショパンの充実した作品ばかりが並ぶ。90年代からのポリーニのショパンアルバムでは筆頭にあげたい仕上がり。録音をクラウス・ヒーマンが担当しているのは久々ではないだろうか(正確に記憶していないが)。個人的には、ヘルマンスやヒーマンのような超一流の感性が見事なレコードを作るのに大きな役割をはたしていると考えます。1 people agree with this review
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BIG3 | デトロイト | 不明 | 13/December/2008
ピアノソナタもいいかもしれないが、粒の揃った輝くような即興曲第2番の演奏にも驚いた。技術的な衰えは皆無。最高の至芸。それにしても美しい即興曲第2番の演奏。ポリーニのショパンは、やはりすばらしい。どうせならアシュケナージの様に全集の録音を期待してしまう。でも、そんなことをポリーニは考えていないだろう。しかし、ポリーニ自らの研究の成果というソナタ2番の第1楽章の部分は違和感があるが、スタンダード化するだろうか?しそうな予感がする。1 people agree with this review
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くらら | 東京 | 不明 | 16/November/2008
清冽な水に光がきらめき水底の小石が見えるように、澄みきった美しい音は曲の奥深くへと聴く者を誘う。絶対音楽として昇華されたショパンの作品をそのままに演奏し、そこから熱い感情と豊かな詩情を引き出している。共感と敬愛を込めて曲に向かうポリーニの音楽には、今、深みと広がりとともに自然な温もりが感じられる。再録音の2曲も興味深いが、新たに端麗なマズルカ、ワルツ、即興曲を聴けるのが、本当に嬉しい。1 people agree with this review
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ピアノのヘラクレス | Warsaw | 不明 | 03/November/2008
旧盤のシャープで揺るぎない演奏から、より自由さと深い情感が加わった。が、どちらもまぎれもないポリーニの演奏である。どちらをとるかは好み次第であろう(ソナタ2番)。私見では、ポリーニの演奏には旧盤のソナタの後、80年代後半あたりから苦悩が滲み出るようになったが、約20年弱の時間をかけ、前作のノクターンあたりからそれを突き抜け新たな境地へ出たようだ。このピアニストを逐一追いかけて来た者にとっては、何かしらの感慨を感じざるを得ない演奏であり、録音である。原点回帰。70年代のポリーニが好きな人は、聴いて損はないと思う。0 people agree with this review
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批評家 | 東京 | 不明 | 25/October/2008
このアルバムは、ピアノソナタ2番のためのもの。その証拠に、作品番号はピアノソナタ2番の前後の作品。多分、ベートーヴェンのソナタ録音で、作品番号と作曲時期と音楽内容の関連を実感し、ソナタ再録音のために作品番号にこだわって浚い直したと思われる。さらにポリーニ本人もソナタの旧録音には満足していない表明であろう。今後、ピアノソナタ3番の再録があるだろう。このアルバムも3番の予行演習。そして、次期アルバムには舟歌、幻想ポロネーズなどがその際に再録音されるだろう。ピアノソナタ3番の新録音に期待。このCDは、煌びやかだった。0 people agree with this review
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徳力 | 東京都 | 不明 | 17/October/2008
過去と比較して様々な評価があろう。それは個々の感性によるので自由。いずれにしても現代最高のピアニストの一人に挙げられる今のポリーニをクラシック音楽ファンであるならば出来得る限り聴きたいものだ。収録曲からして実際のコンサートに接しているような気分になるのも有り難い限りだ。0 people agree with this review
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anthony | 東京都 | 不明 | 17/October/2008
ひさしぶりに充実したポリーニの演奏を聞いた。ポリーニのショパンというと,ノクターンやエチュードのように退屈なだけの演奏から,バラードにみたいに聞かせる演奏もあったりとばらつきも多いが,今回はいずれの曲もよかった。ピアノソナタは前回よりも艶が出てきた感じでよかった。0 people agree with this review
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なかのも | 東京 | 不明 | 04/October/2008
ゆったりとしたテンポ、そして透明感のある音。実演の音質とは異なる録音芸術。作品ごとにまとめる形式の企画ではなく、疑似演奏会の如く進められるプログラム。繰り返し聴くことでしょう。0 people agree with this review
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a | 日本 | 不明 | 23/September/2008
美しい音色、素晴らしい演奏。0 people agree with this review
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ピアノの巨神 | ロンドン | 不明 | 01/September/2008
ポリーニの旧録音ショパン・ピアノソナタは2,3番とも好きではなかった。新録音は、ある程度、納得のいく演奏だが、できればつまらない2番より3番が欲しかった。バラードは1999年録音が完成品であり文句がない。このCDでのバラード演奏は蛇足と言えるし、ポリーニもそういう感じで演奏している。再録音ならスケルツォが欲しかった。80年代ポリーニの演奏は、総じて何かがおかしい。歯車が狂いだした80年代の演奏を再解釈して録音して欲しい。かといって、ブラームスp協奏曲の新録音のような失敗作は、頂点に君臨するピアニストから聞きたくない。0 people agree with this review
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