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Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No.5: Zinman / Zurich Tonhalle Orchestra

Symphony No.5: Zinman / Zurich Tonhalle Orchestra

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  08/November/2011

    マーラーの交響曲というと、例えばバーンスタインやテンシュテットのように、とかく感情移入の濃厚な演奏が持て囃される傾向にある。第5番に関しても、殊にテンシュテットの1988年ライヴ盤など、まさに全身全霊の熱演であり、個人的にも極めて高く評価してきた。テンシュテット自身の闘病生活も相俟って、苦悩から歓喜への一大ドラマを形成し、特に終楽章の盛り上がりなど涙なしには聴けない仕上がりであった。だが、この曲の構成を改めて調べると、どうも“苦悩から歓喜へ”という路線とは掛け離れているように感じるのである。確かに、短調に始まり長調に終わるから、一見すると暗→明である。が、嬰ハ短調で始まるならば終楽章は変ニ長調になるところを、何故かニ長調という遠隔調へと飛んでいる。しかも間には長大なスケルツォが挿入されており、ベクトルを捩曲げてしまっている。終楽章など、《子供の不思議な角笛》の《高遠なる知性のお褒めの言葉》(カッコウとナイチンゲールが歌比べをするが、愚かなロバはカッコウの下手な歌に軍配を挙げるという筋書きの曲)の引用と、深遠なるアダージェットのパロディによって成り立っているのである。これらから、実は徹頭徹尾アイロニカルな曲であることがお分かり頂けるだろう。そう、魂を揺さ振られるような感動など、始めから求めてはいけなかったのだ。今まで正当な解釈と目されていたバーンスタイン路線が、如何に作品の本意と掛け離れてしまっているか理解されよう。ジンマンはバーンスタインの解釈を「主観的であり、私の解釈と根本的に異なる」と述べている。私情を排した解釈に賛否両論あるだろうし、現に自分自身も当初は理解できずにいた。しかし本当は、下手にドラマを構築するより、客観的に作品構造を分析した上で、各パートを過不足なく鳴らすほうが、遥かに面白いのだ。すっきり見通しが良くなったお陰で、モチーフの提示や展開の妙や管弦楽法の巧さが手に取るように分かる。こんなマーラーが、かつてあっただろうか?

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  • ★★★★★ 

    まめ  |  東京都  |  不明  |  30/August/2011

    本来、個人的な嗜好としてバーンスタインなどのアクの強い演奏が好きなので、あまり期待しないで聞いたものの2番同様、いい意味で期待を裏切る良い演奏(録音も!)。 同時にMTT&SFSOも聞いて、こちらに軍配。 ジンマンもやはり客観的な演奏(実演でも)ながらコクがあり、一音一音にエネルギーがあるように感じる。アダージェットはサラっとしすぎた感はあるものの1、5楽章は充実感高い。2回、3回と思わず聞いてしまうSACD。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  横浜  |  不明  |  18/August/2008

    確かにこれは良かった。シノーポリのような畳込むような激しさはないが、そのかわりにじっくりと曲に浸らせてくれる。パート・バランスも良く、これ以前の演奏で多少感じられた薄味過ぎるところもかなり解消されたと思う。録音も秀逸で、この値段では大変なお買い得盤。

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  • ★★★★★ 

    masashing  |  大阪府  |  不明  |  09/August/2008

    相変わらずホールトーンがすばらしい。冒頭のTpの吹き出しにEXTONのようなキレが欲しい気がするが、弦はとてもいい。プレートル盤とほぼ同じテンポなのに、彼のは「焼肉」で、ジンマンは「京懐石」といったところ。細部までダシの利いた不満のない味付けである。今後休養で一時中断するらしいが、それはだめでしょう。ゲルギエフのような粗製乱造(?)は望まないにしても。最後に、ケースは入れ替えしています。

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  • ★★★★★ 

    starway  |  東京都  |  不明  |  07/June/2008

    「巨人」に続く名演。 第二第三交響曲がいま一つだった為、このまま衰退してしまうのかと思われたが、見事「復活」してくれました。 特に第一第四楽章は聴かせてくれます。 「悲劇的」も期待だ。

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