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Puccini (1858-1924)

CD Turandot: Karajan / Vpo Ricciarelli Domingo Hendricks Raimondi De Palma

Turandot: Karajan / Vpo Ricciarelli Domingo Hendricks Raimondi De Palma

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  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  21/July/2021

    なんとまあスケールの大きな「トゥーランドット」でしょうか。オーケストラは重厚でまさに大陸的な演奏。対して声楽陣はリッチャレッリを筆頭にリリックで美しくオケとはまさに対象的な演奏。そのギャップをどう取るかでこのCDの評価が決まります。「うーん」とお考えのあなた。終幕の部分を聴いてみましょう。これはまさにハリウッド的な面白さですよ!例の「誰も寝てはならない」もドミンゴの名唱が光ります。イタリアオペラ、異端の名演に座布団5枚!

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  • ★★★★★ 

    ジャン=ルイ  |  千葉県  |  不明  |  14/March/2021

    カラヤンは嫌いだけど、このディスクは好きだ。カラヤン自身実演ではやったことがないこのオペラを、録音のためにやっていることが大きい理由かも知れない。ウィーン・フィルの美感を最大限に引き出し、誠に色鮮やかな音の世界が繰り広げられていて、美しい。

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  • ★★★★★ 

    酒樽ファルスタッフ  |  神奈川県  |  不明  |  08/April/2012

    カラヤンは戦前のウルム アーヘンの時代を除けば戦後ウイーン ミラノ ザルツブルグいずれに於いてもこの作品を指揮した記録はない。従って この録音がカラヤンにとって唯一の演奏という事になる。   例によって録音に際しての周到な準備と他に追随を許さぬ作品の 深読みを感じさせる演奏であるが、それにしてもこの録音に懸ける意気込み はただならぬものさえ感じさせる。紫禁城奥の濃密にして妖しく、独自の 官能性を一瞬の弛緩もなく終始漂わせ続けるその緊張感が見事である。 妖艶でぬるりとした弦の刻みが続くかと思えば何やらその先にコツンとした 固い感触のフレーズが現れたり・・とその変幻自在な表現の幅に聴く者は ただただ驚きを以って接する事になるのは間違いない。   歌手の選定にも指揮者の読みが反映されており、普段ステージでは 専らリューを歌っているリッチャレルリを敢えてタイトルロールに起用、 そのやや硬質の声がこの役どころ、キャラクターに見事に一致している。 また皇帝アルトゥムに大ベテランのピエロ・デ・パルマを配し(カラヤン たっての希望であったとも聞く)、スコアにある指定通りの「老人独特の 蚊のなくようなひからびた声で」を見事に実現させている。ドミンゴの 輝かしいスピントを効いた歌声には最早何も申し述べる必要はない。   指揮者の複雑にして細部まで一切の妥協なく練り上げた音楽作りに 完璧に応えたウイーンフィルハーモニーに言及しないのは不公平という ものである。これもまた「見事」という他はない。   以前私が購入した頃はCD3枚組であり、それぞれの幕がすっきり 収まる形となっていたが、現在出回っているものは2枚組に変わってしま っている。これだと第2幕半ば、謎かけがいよいよ開始される一番盛り上げ ったあたりでディスクをかけ替える事になるのでは?興ざめである。 前の3枚組に戻すよう、この場を借りて主張しておく。

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  • ★★★★☆ 

    絢音  |  千葉県  |  不明  |  26/September/2009

    プッチーニのオペラはヴェルディなどと異なり指揮やオケの重要度が高いので、またこの曲はタイトルロールにさほど拘る必要もないので、カラヤン盤かメータ/ロンドンPO盤がベストだと思う。カラヤン盤はスケール雄大で豪華絢爛、響きも柔らかくしかもカラフルだが、時に柔らか過ぎ、カラヤン流のだらしないレガートが出てしまうのがマイナス。一方のメータはロス響でないせいか、カラヤン盤と正反対の速めのテンポと直截的な迫力、勢いが素晴らしいが、それで失ったものもある。さてカラヤン盤。タイトルロールを歌うリッチャレルリがヴィブラート過多、ドミンゴはバリトン出身だけに高音がここでもやや苦しいか。(因みに彼は実演では楽譜通りの高い音は出さず安全運転で低い方のメロディを歌う)ライモンディもリリックに過ぎる。素晴らしいのはヘンドリックスで、テバルディを凌ぐ最高のリューではあるまいか。一方のメータ盤はトゥーランドットはまあまあ。パヴァロッティは本来カラフ向きではないが素晴らしい美声、ドミンゴを遥かに上回る声量、そして自信から来る余裕がちょっとした節回しからも感じられ大変見事だ。ギャウロフの美声と威厳に満ちた歌唱、カバリエのリューも素晴らしい。結局の所指揮はカラヤン盤がやや上、歌手はメータ盤が上回るが、カラヤン盤のヘンドリックスは最高ということで簡単に甲乙はつけられない。これだけの名曲なのだから両方持っていて損はない。なおこの曲は合唱が特に活躍するので実演が一番! 合唱はマイクには入りにくい。

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  • ★★★★★ 

    ヴォーカルディスコーズ  |  島根県大田市石見銀山  |  不明  |  30/December/2008

    主役級の何人かが本質的には向かない役柄を歌っているが、録音だから気にならない(人気の火付け役のパヴァロッティもそう)ドミンゴははまり役だし、流石はカラヤン、オペラから離れて交響詩としても通用するような見事な演奏だ。問題はピン・ポン・パンだ。贅沢な布陣だが、オペラとしてのアンサンブルがあっていない。残念だ。そのような瑕疵はあるが最高の録音の一つなのは間違いない。

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  • ★★★★★ 

    ミラクル博士  |  さいたま市  |  不明  |  21/December/2008

    表題役をニルソンやボルクで聴いてきたので、最初はリッチャレッリの起用にはとまどったが、今ではこれも十分存在価値があると思うようになった。脇を固める歌手陣も好演で、何よりカラヤン指揮のVPOの豊麗な響きと表現力の大きさは比類がない。声楽を伴った交響詩を聴くようだ。ただそのすばらしさがあだとなって、プッチーニの死後に補作された部分の音楽の質的低下も露わにしてしまう。

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  • ★★★★★ 

    謙ちゃん  |  横浜  |  不明  |  14/April/2007

    愛聴していますが、兎に角この曲のCDとしてこれ以上の演奏は考えられない。正に「空前絶後」。成功の要因は、1に「VPO」の豊潤な響き、2に「カラヤン」お得意の祝祭的・ドラマティックな指揮、3に「ドミンゴ」の知的な熱唱。このオペラは、タイトルロールが主役ではなく、実は「カラフ」と「リュー」の悲恋物語なのだ。その証拠に、姫には印象的なアリアが無く、又通常タイトルロールの死で幕を閉じるプッチーニの「ルール」にも合致しない。そして、更に重要なのが管弦楽。エキゾティックな旋律を、正に「壮麗」としか言いようの無い音響で

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  • ★★☆☆☆ 

    リュー  |  東京  |  不明  |  22/March/2007

    オーケストラが重過ぎる。ドミンゴのカラフは最高だが、リッチャレルリが、トゥーランドットとしては物足りない。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  06/May/2006

    ちょっと大袈裟なつくりとも思いますが、マゼールのウィーンでのライブよりは端整かなとも思います。表現はシンフォニックですが、叙情的な部分もよく行き届いた演奏を聞かせます。長い間キワモノ視していて手を出しませんでしたが、これならもっと前から聞いておけば良かったと思っています。レコードならではの歌手の饗宴、VPOサウンド… カラヤンのオペラ録音ははいつもイヴェント性がありました。「サロメ」や「ローエングリン」級に素晴らしい演奏とは行かないかも知れないが、カラヤンならではのディスク。

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  02/May/2006

    カラヤンは舞台ではこの曲を振っていないと思うがBPOで録音した重たいボエームやトスカよりもはるかに優れた演奏。やはりVPOは上手いし合唱も雰囲気十分。リッチャレルリのトゥーランドットは意外に合っている。かつては3枚組みだったが2枚になって安くなった反面2幕の途中でCDを交換しなければならないので一長一短。

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  • ★★★☆☆ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  13/April/2006

    壮麗無比!凄い演奏である事は間違いないし、一般的な意味でおすすめするには何の躊躇も無いのだが、個人的にはカラヤンの表現があまりにコッテリしすぎていて、ちょっと胃もたれする感じ・・・という印象である。ただ、ウィーン・フィルの演奏はさすがという他ない。

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  • ★★★★★ 

    ムジーク  |  大阪  |  不明  |  13/March/2006

    オペラの演奏としても実に素晴らしいのですが、プッチーニ最晩年の表現として、比類のないものになっていると思います。プッチーニはシェーンベルクなど、当時最先端の音楽語法を取り入れて、それを透明感のある、壮大な音楽に仕上げました。それを本当に分からせてくれる演奏は、カラヤン以外にありません。

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  • ★★★★★ 

    マーコロリン  |  所沢  |  不明  |  06/March/2006

    オペラ指揮者としても最高の腕を持っていたカラヤンの全てがここにあると思います。 どろどろした愛憎や混乱が静まり、やがて浄化されていく人間愛、人間賛歌が見事に表現され、それが極限まで磨きぬかれた美しい音響で繰り広げられています。好き嫌いは別ですが、このトゥーランドットを認めないのはいかがなものものでしょうか? それにしても、カラヤンとプッチーニの恐ろしいまでの相性の良さ!!!

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  • ★★★★★ 

    atsushi  |  Tokyo  |  不明  |  25/January/2005

    この演奏は本当に素晴らしい。カラヤンが残してくれた貴重な遺産の一つです。 全体のスケール感の大きさ、細部の美しさ、もう言うことありません。絶対、一家に一枚(一セット)のCDだと思います。

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  • ★★★★★ 

    オペキチ君  |  山形市  |  不明  |  23/January/2003

    これは劇場的な演奏と感じた。 スケールが大きくオーケストラの響きも音質の良さもあり厚く美しい。ただ、リッチアレリのトゥーランドット姫は歌詞的には非常によく歌われているが、テンポが遅く厚いオーケストラの前ではやや歌いにくそうだ。 しかし、それも大きな問題ではなくカラヤンとウィーンフィルの見事な演奏が全体を包んですばらしい。

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