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Mahler (1860-1911)

SACD (Samale, Mazzuca)sym.10: Sieghart / Arnhem Po

(Samale, Mazzuca)sym.10: Sieghart / Arnhem Po

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  • ★★★☆☆ 

    m326  |  新潟県  |  不明  |  26/February/2009

    クック版に比べて確かにポリフォニックな音の厚みを感じる。ただ、第一楽章クライマックスのティンパニ+大太鼓の付加は、かえって不協和音の鋭さを薄めてしまった感がある。一方、第5楽章冒頭の、クック版でのテューバのソロには違和感を感じていたので、この版の方がよいと思えた。大太鼓は「完全に消音した」とはいえ、もう少し重低音が欲しいかな。いずれにしても、オケの響きはたいへん美しく、SACDの録音も非常に良い。

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  • ★★★☆☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  地球  |  不明  |  04/July/2008

     今年はマーラー10番全曲の当たり年で、クック版2つ、そしてこのサマーレ&マツッカ版と出ました。ブルックナー9番のフィナーレを完成させた人によるもので、ブルックナー的になるのかと思いきや、マーラーの作品を上手く表現しており、この10番の楽しみを深めてくれたものでした。金子健志さんの解説文はこれだけでも大資料ものですが、80分にも満たないのにCD2枚組、4200円はどうにかして欲しかったです。解説書は最高、演奏は素晴らしい、価格はだめ!です。

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  • ★★★☆☆ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  13/May/2008

    版自体の印象としては、クックより分厚く、カーペンターやバルシャイのように場違いな音、楽器がないという点では評価すべき版のはずだが、打楽器の入れ方がどうも泥臭く、垢抜けない。第1楽章のクライマックスなど、こんなにドロドロとティンパニを鳴らすのはストコフスキーのセンスだ。個人的なベストはマゼッティ版初稿なのだが、もう録音されないだろうな。演奏は、欲を言えばもう少しリズムの切れが望まれるが、新しい版のお披露目としては支障ない程度の出来。ただし、2枚組にするのなら、切れ目は第2楽章の後でしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    Dewurich  |  saitamaken  |  不明  |  03/May/2008

    クック版のように響きが薄くなく、カーペンター版のようにマーラーの残したスケッチから逸脱することもない。そういう意味では理想的なはずだが、何故かフィナーレの後半にクック版やマゼッティ版、フィーラー版のような崇高な感動がない。演奏や録音のせいなのかもしれないが、版にもその原因があるように感じる。個人的にはマゼッティ版第2稿が多少ケバケバしい音色だが現存の版のなかでは最も良いように思う。一流の指揮者とオケで新録音が出ないかなあ。

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