Unforgiven
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ねこんちぇると | 不明 | 不明 | 23/June/2021
西部劇というジャンルに止めを刺した作品。 ガンマン伝説は虚構、保安官は悪人、凶悪な指名手配犯はただの牧童、晒し者にされるのは何の罪もない友人。 1対1で向き合う堂々たる決闘などなく、便所に入り油断した所を襲撃する。 今までヒーローだと思ってきたガンマン達はただの殺人者なのだ。イーストウッドの覚悟に言葉が出ません。0 people agree with this review
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フィルモ | 新潟県 | 不明 | 26/June/2011
イーストウッドにとっても特別の思い入れのある作品ではないかと思う。タイトルは「誰が本当に許せない奴なのか?何が本当に許せないことなのか?」という意味だと思うが、登場人物は誰も皆、幅はあるが、普通の人間たちで、特に善人でも悪人でもない。悪漢ジーン・ハックマンも、町の平穏を守る優秀な保安官であり、彼はまさか自分が悪人だなんて思いもしないだろう。対して主人公は過去には明らかな悪人であり、今回殺しを引き受けたのも明確に金欲しさだ。しかし今の彼は老境にさしかかり、まだ幼い子供を持つ父親だ。一見優しく、善人に思える。その彼が、最後に豹変する。その姿は凄惨で、震えが来るほどかっこいい。一筋縄ではいかない複雑なドラマだ。地味な内容で長めの映画だが、語り口は熟練して、全編通してとても心地よい。0 people agree with this review
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素戔嗚尊 | 山梨県 | 不明 | 29/March/2011
西部劇は興味がなく、あまり観たことはなかったのですが、クリント・イーストウッド監督作品ということと、他サイトで評価が良かったので期待しながら観てみました。イーストウッド監督の作品は、派手なCGや奇をてらった演出などはなく淡々とストーリーは進んでいくものが多いですが、この作品も一切の無駄もなく物語は進められます。西部劇というと荒涼とした原野の町での男たちの銃撃戦というイメージを持ってしまいますが、この映画は、手の加えられていないありのままの自然美と、登場する役者たちの演技力によって重厚感を得、単なる殺し合いの話ではなく、深遠な「生」と「死」のドラマへと昇華しています。ジーン・ハックマンの憎憎しいまでの悪役振りと、イーストウッドの内なる葛藤の演技は必見です!西部劇が好きな人には、イーストウッド「マカロニ・ウエスタン完結編」として、西部劇を観たことない人にとっては、西部劇という名の「ヒューマン・ドラマ」として楽しめると想います。0 people agree with this review
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Stockburn | 鎌ヶ谷市 | 不明 | 04/September/2002
待っていました!この仕様!某教授や某詩人のヨイショなどとは全く別の次元にこの作品の凄み、重み、深さはある。ついでに言えば旧パッケージ裏の解説も最低。相応しい言葉 で紹介してよ。0 people agree with this review
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