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Mussorgsky, Modest (1839-1881)

CD "Mussorgsky: Pictures at an Exhibition, Beethoven: Symphony No.4: Karajan / Bpo (1988 Tokyo)"

"Mussorgsky: Pictures at an Exhibition, Beethoven: Symphony No.4: Karajan / Bpo (1988 Tokyo)"

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  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  08/February/2020

    4番についてはじめは「ん?」と思いましたが気付けば最後まで集中して聞くことができ、ポイントをしっかり押さえた演奏といえましょう。ただ名演か?と問われるならばそこは?がつきます。展覧会の絵は冒頭部分が修正されているとのことですが、どんなんだったか気になるところです。ただ修正されたとはいえ、最後まで不安定であることは否めませんが、CDだからそんな聞き方をしてしまうのであって、当時会場に居られた方はさぞ感動されたことと想像はつきます。うらやましい・・・。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  17/September/2012

    本盤には、カラヤンによる最後の来日公演(1988年)のうち、最終日の1日前(5月4日)の公演において演奏されたベートーヴェンの交響曲第4番とムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」がおさめられている。カラヤンは、サントリーホールの建設に当たって様々な助言を行ったが、当初は1986年のサントリーホール開館記念コンサートに合わせて来日公演を行う予定であった。しかしながら、健康状態が思わしくないことから、当該来日公演をキャンセルし、その代役を小澤がつとめることになったところだ。1988年の来日公演も、カラヤンの健康状態が依然として芳しいものでなかったことから、その実現が危ぶまれたところであるが、それでも、カラヤンは気力を振り絞って来日を果たした。私も、当時の新聞の社説に「約束を果たした男」などという批評が掲載されたことを鮮明に記憶している。いずれにしても、心身ともに最悪の状態にあったのにもかかわらず、愛する日本のために来日して公演を行ったという、カラヤンの音楽家としての献身的な行為に対して、心から敬意を表するものである。もっとも、カラヤンが、こうした心身ともに万全とは言い難い状態にあったということは、本盤の両曲の演奏にも影を落としており、本演奏は、随所にアンサンブルの乱れやミスが聴かれるなど、カラヤン&ベルリン・フィルによるベストフォームにある演奏とは必ずしも言い難いものがあると言える。ベートーヴェンの交響曲第4番で言えば、本演奏の11年前にベルリン・フィルとともに来日時に行われたライヴ録音による超名演(1977年)とはそもそも比較にならない。そして、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」で言えば、本演奏の2年前にベルリン・フィルとともに行われたスタジオ録音(1986年)の方がより優れた名演であり、それら過去の名演と比較して本演奏を貶めることは容易ではあると言えるだろう。現に、レコード芸術誌において、とある高名な音楽評論家が本演奏について厳しい評価を下していたのは記憶に新しいところだ。しかしながら、本演奏については、演奏上の瑕疵や精神的な深みの欠如などを指摘すべき性格の演奏ではない。そのような指摘をすること自体が、自らの命をかけて来日して指揮を行ったカラヤンに対して礼を失するとも考えられる。カラヤンも、おそらくは、今回の来日公演が愛する日本での最後の公演になることを認識していたと思われるが、こうしたカラヤンの渾身の命がけの指揮が我々聴き手の心を激しく揺さぶるのであり、それだけで十分ではないだろうか。そして、カラヤンの入魂の指揮の下、カラヤンと抜き差しならない関係であったにもかかわらず、真のプロフェッショナルとして大熱演を繰り広げたベルリン・フィルや、演奏終了後にブラヴォーの歓呼で熱狂した当日の聴衆も、本演奏の立役者であると言える。正に、本演奏は、指揮者、オーケストラ、そして聴衆が作り上げた魂の音楽と言っても過言ではあるまい。このような魂の音楽に対しては、そもそも演奏内容の細部に渡っての批評を行うこと自体がナンセンスであり、我々聴き手も虚心になってこの感動的な音楽を味わうのみである。いずれにしても、私としては、本演奏は、カラヤン&ベルリン・フィル、そして当日会場に居合わせた聴衆のすべてが作り上げた圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。音質は、1988年のライヴ録音であるが、従来CD盤でも十分に満足できる良好なものであると評価したい。

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  • ★★★★★ 

    Hirohiro  |  兵庫県  |  不明  |  17/October/2009

    聴くたびに、あの日の東京文化会館を思い出します。キエフの大門では録音の限界を感じますが、当日のホール全体が鳴る状況を少しは伝えてくれるように思います。

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  • ★★★★★ 

    東京シャルプラッテン  |  東京都  |  不明  |  13/May/2009

    レコードを聴く喜び、ここにあり。それ以上の言葉はいらない。

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  • ★★★★★ 

    松山高校OB  |  埼玉県比企郡  |  不明  |  23/January/2009

    高校生のとき、FM生中継で聴きました。懐かしいです。吹奏楽部のあある部員がこの日のライブを聴きに行きたくても行けなくて、その同級生が東京文化会館に聴きにいったことを妬み怨んでいた、というエピソードと一緒に思い出しました。

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  14/June/2008

    修正があるとはいえディスクとしては上出来だと思います。ベートーヴェンはカラヤンはドイツ物が下手だと思っていましたが、重厚な響きのベートーヴェンらしい演奏で素晴らしいと思います。 展覧会の絵はカラヤンらしい色彩感がやや薄れているものの重い響きは巨匠の最晩年の素晴らしさを感じさせます。 楽譜をめくる音が聴こえていいですね。悲愴も素晴らしかったので、ブラームスも買うことにしました。

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  • ★★★★★ 

    のりっく  |  つくば  |  不明  |  27/May/2008

    私も運良く東京文化会館の演奏に行くことが出来ました。展覧会の絵の冒頭のミスはありましたが、最後にはそんなことを忘れるくらい楽器を良く鳴らせた素晴らしい演奏でした。キエフの大門の最後の鐘の音が今でも忘れられません。本CDは88年にFMでライブ放送されましたが、その後しばらくして再放送された物をそのままCD化したものではないでしょうか。録音レベルが不自然な部分はありますが、演奏自体はとても素晴らしいと思います。

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  • ★★★★★ 

    J.S.バッハ  |  東京  |  不明  |  25/May/2008

    「展覧会の絵」冒頭のTpの修正はそれほど大きな問題ではないだろう(ライブ収録でこうした修正がなされるのは常).何よりこの演奏がCD化されることが夢のようだ.この演奏は会場で聴いていたが,実演はかなりデッドだった記憶があった.そのためベートーヴェンは実演ではなかなか良さを味わえなかったが,今回のCD化では素晴らしい音響になっている.展覧会の絵は,修正されていることを割り引いて考えたとしても,十二分に第一級の演奏だ.とりわけキエフの大門は圧倒的な音響絵巻であり,これぞカラヤンの真骨頂である.

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  • ★★★★★ 

    amyamu  |  神奈川 川崎  |  不明  |  21/May/2008

    我々は、あまりにもカラヤンの完璧なスタジオ録音になれてしまっていたようだ。その結果あの気持ちが悪いまでのレガートに、人間離れした機械的な究極の美に拒絶反応を起こす人までいただろう。しかし、死語20年経った今正規のライブ録音を聞けるようになって、これほどまでに熱く、人間くさいカラヤン・BPOを聞くことができ、子供の頃聞いた、最近あまり聞かなくなったカラヤンのCDを再度聞き直すチャンスを与えてくれた。残念なのは録音がひどい。最後は明らかに録音レベルの不自然な調整で何かおかしい。

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  • ★★★★★ 

    宇野候補  |  いばらき  |  不明  |  20/May/2008

    当時大学生であった私はその日はまっすぐ帰宅し、エアチェックしながら、緊張してカラヤンの登場を待った記憶がある。改めて聴くとベートーヴェンは朝比奈氏同様カラヤンがこういう雄大なベートーヴェンを奏でていたのに驚いた。当時感じなかった良さを今感じる。終わりのブラヴォーが不自然でその時の聴衆に不愉快を感じたのは今回のCDを聴いても同じ。『展覧会の絵』やはりキエフの門 が圧巻だった。私にとっての記念碑的CDとなり、感謝!

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  • ★★★★★ 

    バーンスタイン  |  大阪  |  不明  |  19/May/2008

    冒頭に大きなトランペットのミスがあるので、発売は困難だと思っていました。なんと言っても圧巻は「キエフの大門」で、迫力が半端じゃないです。カラヤンは後期、大太鼓に鐘やドラの音などが加わり音量が増していきますが、これが他の演奏を含めても最高だといえるでしょう。当時、生で聴いた友人は、涙が出てきたと語っていました。FM放送時は、想定外の音量にリミッターがかかってしまってましたが、逆に言えば、レベルオーバーで歪んだ状況で記録されていないので修復可能のはずです。この曲(特にキエフの大門)が好きな方の必携盤といえます

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  • ★★★★★ 

    shinop  |  深沢  |  不明  |  09/May/2008

    教え子MS君の尽力で叔父様のTub.奏者IT氏経由でチケットを入手(深謝)。カラヤンを入り待ち。ザイフェルト氏にサインをいただく。ベト4前奏の主調の遠隔調からB-durへ向かう過程でのpizz.を聴きながら、私は彼らと同じ空間で同じ空気を吸っていることに対して感銘と感謝の念で満たされていた。母と妻も同じ思いでカラヤンの背中を見つめ、右手の動きを追いかけ、左手を味わっていると感じた。終演…。五月の爽やかな夜風を受けながら言葉を失ったまま上野駅まで向かう三人…

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  • ★★★★★ 

    あやぽんさん  |  東京  |  不明  |  07/May/2008

    私は俗に言われるアンチカラヤンでした。クラシック音楽を聴くようになって早20年。ピカピカと輝き、ただ勢いに乗って迫りくるだけの音楽と、じっくりと時間を掛けて聞くことなく、そんな印象をカラヤンに持っていました。先日発売されたブラ1の東京での最期のライブを聞き、改めてカラヤンを聞きなおしています。 これがいいんです!!! 70年代のBPOとの黄金時代、80年代のVPOとの晩年に結実した芸術美、彼の録音のすべてが最高とは言いませんが、時間をかけて聞くことなく、アンチカラヤンになっていた自分を恥じました。 カラヤンはまちがい

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  • ★★★★★ 

    ムネ  |  神奈川  |  不明  |  18/April/2008

    当時大学生だった私は友人と某音楽事務所前で徹夜して入手したのがこの東京文化会館のチケット。手を支えられながら登場したカラヤンにはやくもブラボーコール。ベートーベンがはじまったとたん前列の女性が感動のあまりしくしく泣いていたのが今でも思い出されます。最後まで鳥肌が立った状態で夢のようなカラヤン体験。展覧会のトランペットなぞささいなこと。青春が蘇る様で今からワクワクです。

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  • ★★★★★ 

    beaver  |  Niigata  |  不明  |  11/April/2008

    皆さんと同じくラジオで聞いていた演奏を懐かしく思い出します。「展覧会の絵」のフィナーレで荘厳な鐘の音を聞きながら、なんだかカラヤンが私たちに別れを告げているようだと粛然たる気持ちになったことをよく覚えています。それから20年、もう一度しっかり聞いて、確かめたいと思います。

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