好事家  |  千葉県  |  不明  |  24/September/2025

改めて両者が共演した録音をまとめて聴き、幸福な出会いだったという感を強めました。カラヤンの重厚でどっしりしたバックに全面の信頼を寄せ、ムターが卓越した技巧と豊かな歌心で当時持ち合わせていた全てを出し切っています。特にベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲は、他の録音と比べても最上位にあげたくなります。録音もアナログ末期からデジタルへの移行期に当たりますが、厚みと迫力、美しさの点で大変優れています。

 

jin  |  長野県  |  不明  |  14/January/2021

とても良い演奏でムターのヴァイオリンを満喫しました。特にベートーベンの協奏曲は数年後のマズアの中年のいやらしい伴奏の録音に比較して、カラヤンの伴奏は良くも悪くも商業ベースなので底が浅くとも破綻がありません。安心して聴いていられます。買って損のないボックスセットだと思いました。

 

あんどれす　せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  31/December/2017

ムターが明らかにカラヤン先生に遠慮している、あるいは言うことを聞いているのがよくわかる演奏です。ところどころでは大変な美しい響きを出しています。

 

pianoman  |  静岡  |  不明  |  22/April/2008

すばらしい!!!　今まで『カラヤン』に対してそれ程の思い入れはありませんでしたが、このセットを聴いてその評価は一変してしまいました。　ムターもオケも当然素晴らしい、しかしその両者から巧みにこれ程豊かな音楽性というプラスαを引き出すことのできる『指揮者』それこそが、カラヤンの真骨頂！　 何故か見たことも無い演奏の情景が目前にうっすらと浮かび上がってきます。