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Beethoven (1770-1827)

CD Comp.piano Concertos: Gulda(P)H.stein / Vpo +violin Concerto: 杉谷昭子(P)

Comp.piano Concertos: Gulda(P)H.stein / Vpo +violin Concerto: 杉谷昭子(P)

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    タイガー哲  |  東京都  |  不明  |  09/March/2010

     グルダのピアノ、シュタイン指揮のVPOの魅力もさることながら、このセットの聴きどころはベーゼンドルファーの音色にある。LP時代に英デッカの廉価版のセットで聴いていたが、幸いにしてCDのリマスターがうまくなされていて、その音色の魅力は失せていない。低音、高音域はあまり分からないが、中音域の音の膨らみ、豊かさはどうだ。やや音割れしているようにも聞こえるが、ナチュラルホルンが倍音を響かせて鳴り響くような音の豊かさ、魅力がある。同じエンペラーの演奏でルービンシュタインが弾くスタインウェイの響きとは明らかに違う。スタインウェイはすべての音域で粒立ちのよさといったところを見せるが、そこが違う。このベーゼンドルファーの音色を評価するかどうかが、このセットの評価の分かれ目のような気がする。←  グルダの演奏やシュタイン指揮のVPOのバックアップについては特にコメントすることはない。立派な演奏と評価する。VPOも最近のようにインターナショナル化する前のウィーン独特の音色が横溢していて大変魅力的。『ドナウ川で産湯を使い、ウィーンの音楽院で共通の先生に習い、ウィーン製の楽器を使って演奏する』という、VPOの独自性がなくなる寸前の演奏。いまや金管楽器もヤマハ製に切り替わってきているというから、音色の魅力がなくなるのもむべなるかな。←  どなたかが評価されているが、デッカのゾフィエンザールセッションの魅力もある。←  ベーゼンドルファーの音色を評価しない人には聴きづらいセットであろう。    ←は段落を示します。

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  • ★★★★★ 

    pie  |  名古屋市  |  不明  |  14/May/2008

    グルダがジャズ中心の活動になる直前、デッカへの最後の録音。らしく、カデンツアでは即興しまくっていますが、玉を転がすような美音とアイデアいっぱいのグルダにウィーン・フィルが豪勢なバックで答えます。最盛期のデッカによってこの録音が残されたのは幸せでした。全集としては一番かも。

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  • ★★★★★ 

    マエストロ  |  愛媛県  |  不明  |  27/April/2008

    大好きな第4番から聴き始めています。シュタインのタクトによるウィーン・フィルの豊潤な伴奏と、生き生きと弾むようなグルダのベーゼンドルファーが見事な味わいを醸し出しており、不思議な推進力に溢れた演奏である。 ドイツ的な渋さは感じられないけれど、若き日のベートーヴェンの意気込みが伝わってきます。 DECCAによる録音も38年前のものとは思えない程クリアで、音が生々しく迫ってきます。

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