Schubert: Winterreise
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蝉の抜殻 | 神奈川県 | 不明 | 28/April/2010
「冬の旅」のお気に入りの演奏を挙げろと言われると、保守的な意見での申し訳ないが、ディースカウとへフリガーを好んで聴いている。絶頂期の絶対的な名盤(例えばディースカウとムーアのEMIでの録音)を聴いているのか?と言われると、実はディースカウならブレンデルとの録音、へフリガーならデューラーと組んだ、それぞれ声の張りは失われてはいるが、それを補って余りある枯れた深い表現のほうに魅かれる。ひたすら鬱と絶望へと歩を進める曲に、輝かしいベルカント気味の唱法は「違う」と思う。でも何故「違う」と思うのか?これは感覚であって、その理由は最近まで言語化できずにいた。この録音でのシュタイアーの表現は雄弁で、前に出てくる。聴かそうとする。これを現代ピアノでやられたら、最近多いスターピアニストが伴奏し、その前に出ようとして歌い手を押し潰し、曲とその音世界を踏み躙るトホホ演奏に成り下がっていたはずだ。でも多くの人が指摘するように、楽器の性能が表現を緩衝し、音楽が枠の中にきれいに収まることに驚く。さらにジョッパーのヴィヴラートをかけない唱法が、語りのように音を聴かせ、それがこの曲の求める和声の世界に合っている。この室内楽的な小規模で響きの減衰が速い音世界の復権は、古楽のムーブメントの最高の成果の一つで、評価したい。3 people agree with this review
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ゆときょう | 神奈川県 | 不明 | 05/November/2009
これは良いです。素晴らしい。この曲集の持つ陰鬱とした雰囲気とシューベルトの美しさを兼ね備えた演奏。そして歌詞対訳もしっかりついて、この値段。対訳には各曲の形式も示されておりますので、初めて聴く方にも分かりやすいと思います。1 people agree with this review
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