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Debussy (1862-1918)

SACD La Mer: Jansons / Concertgebouw O +ravel: La Valse, Dutilleux, Violin Concerto: Sitkovetsky

La Mer: Jansons / Concertgebouw O +ravel: La Valse, Dutilleux, Violin Concerto: Sitkovetsky

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    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  11/November/2015

    ぼくの印象では、曲を追うに従って出来が悪くなっている。よって「海」が最も良い。ヤンソンスならではのしなやかなフレーズは絶品だ。テンポやリズムが安定しているので、大船に乗った気分でいられるのも大きい。特に2曲目までは文句の付けようがないのではないか。デュティユーも良い。フランス音楽なので綺麗に鳴らすのが前提になり、これはツボにはまっている。箇所によってはもう少し伴奏に悲劇的要素があってもよいが、それを言えば贅沢になってしまうといえよう。一口に言えば無調の現代音楽だが、比較的管理された配列を採っているので聞きやすい。むしろぼくは美しさにため息だ。デュティユーはとても感覚的な作曲家だが、構造がしっかりしているのだ。従ってヤンソンスが取り上げたのも頷ける。いっぽう一番残念はラヴェルだ。コンセルトヘボウはもともとラヴェルの経験が豊富とは言い難く、むしろドビュッシーのほうが得意な印象だ。従って妙なフレージングやバランス、リズムが散見され、ヤンソンスらしくないのだ。もっともラヴェルのもつ凶暴性はしっかり表現できているところはさすがだが、音量に頼った感は否めない。ヤンソンスの下でラヴェルの土壌を万全にして欲しかったので、辞任はまこと残念のきわみといえよう。ところでデュティユーを聞いていると、ブーレーズ後期の曲と共通する点が散見される。例えばレポンとかアンテームだ。ブーレーズは「影響を受けた」とは絶対に言わないだろうが、私としては興味が尽きないところだ。

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  • ★★★★★ 

    ロマン派  |  新潟県  |  不明  |  05/November/2011

    ディティユーが素晴らしい。ヤンソンスにはロマンティックな現代曲があっている気がする。

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  • ★★★★★ 

    AG  |  東京都  |  不明  |  14/April/2010

    他の2曲も素晴らしいが、デュティユー「夢の樹」が、他の既出盤とは比べ物にならないほどの深さで感動だ。 他の盤だと、唐突に終わる印象も感じるこの曲だが、ヤンソンスの手にかかると美しいドラマが産まれ、全く別の曲に聴こえる。この曲聴くならこの盤! ヤンソンスに、デュティユーがここまで合うと思わなかった。他の曲も演奏してほしい。意外と武満も合うんじゃないかな。

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  • ★★★★★ 

    zawa  |  京都  |  不明  |  23/June/2008

    ラヴェルがすばらしい! そしてディスクづくりのセンスの良さ! すなわち収録曲3曲のうち最後のラ・ヴァルスだけに拍手が入れられている。これがいいんだな! 

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