Faure : Requiem
Showing 1 - 3 of 3 items
-
一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 28/November/2013
別盤で本演奏に入れたレビューを骨子にさせていただきますね・・・以前はフォーレのレクイエムと言えばこのクリュイタンス盤(録音当時57歳)が先ず話題になった名盤です。以降年では様々な優れた或いは別の切り口での演奏盤が出てきて本盤の位置が相対的に後ずさった観はありますが私は長く愛聴されるべき最高の演奏と思います。クリュイタンスはやヽ厚ぼったく演奏はしていますが彼の演奏の根本にあるゲルマン・ラテン両性から論理と抒情を上手く融合しフィッシヤー=ディスカーウ(録音当時37歳)とデ・ロス・アンヘルス(同39歳)という大歌手がその表現と軌を一にしています(そしてフィッシヤー=ディスカーウのいつもの深みのある歌唱には脱帽!)。1962年録音で演奏タイムは@8’07A9’08B3’18C3’17D6’45E5’19F3’47となって特に第5曲「アニュス・デイ」のゆったり流れる雅さには私は注目させられました・・・。ドビュッシーの管弦楽の「映像」(1963年収録、タイム@7’16A7’15+8’02+4’23B7’43)自体私は他の演奏をそう聴いているわけではありませんので本演奏の客観的な位置づけは分かりませんが本演奏は割りとスッキリしクリュイタンスの大人のダンディズムが聴き所なのでしょう。この録音4年後1967年クリュイタンスはまだこれからの62歳で亡くなっています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)2 people agree with this review
-
パシュミナ王子 | シャンバラ | 不明 | 23/February/2007
ディースカウは明らかにミスキャストだ。ロスアンヘルスの包容力ある声が際立つだけに、一層バリトンの禁欲に過ぎ、あるいは立派すぎるトーンが楽趣を殺ぐ。バリトンが仮にスゼ ーなら大絶賛したろう。この曲で本当に深いのはチェリビダッケのライヴとアンゲルブレヒトのモノの方だ。0 people agree with this review
-
半世紀 | 千葉県 | 不明 | 20/November/2004
フォーレのレクイエムはこの演奏を越えるものはありません。どこまでも美しく、天国が見えてきそうな究極の演奏。オケも合唱も決して強くなり過ぎずに、静かな、透明な空間を描いていきます。30年前にこの演奏のLPに出会って以来、様々な盤を次々に購入して来ましたが、クリュイタンス盤でとどめです。独唱のディースカウ、アンヘレスも最高。まさに永遠の名盤。LPとCDを所有して、さらに予備もほしいくらいです。0 people agree with this review
Showing 1 - 3 of 3 items