Sym, 9, : Macal / Czech Po
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 10/February/2011
決して凡演ではない。むしろよく考えられ、成熟したアプローチであり、この指揮者の経験の蓄積が十分に発揮された演奏である。チェコフィルも、特徴である美麗な弦楽を誇り、しっかり演奏している。では感動したか、と問われれば「否!」と答えるしかない。後期ロマン派、大オーケストラの交響作品の演奏としては実に立派である。しかし、最晩年のマーラーがいきついた境地の再現としては著しく不足ではないかと思えてならない。この曲をBGMとして聴くならただの美しい演奏でいいであろう。優秀オケが破綻なく演奏したもので結構。だが、それ以上の感動や喜びを得ようと思うのなら、それを突き抜けた表現を目指さなければならないと思われる。残念ながらこの演奏にはそれが感じられなかった。立派な演奏だし、録音も優れ、完成度の高いディスクではあるが、特にそれ以上の高評価はできない、としかいいようはない。3 people agree with this review
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アッキ | 茨城県 | 不明 | 23/November/2010
私は5番の時も感じましたが、チェコフィルのマーラーは伝統的演奏をする指揮者を迎える傾向があると思います。それは、バーンスタイン テンシュテットで聴かれる叫び、憎しみ 、願望 憧憬が入り混じる物とは対照的でどちらかというと今まで述べられている人たちもいる通り、美しさの極まり!!ある人はノイマンと同じようにヘンなことをしないと言う・・私の耳も残念ながら新たなものをこの演奏から聴き分けることができないのです。それは否定的な感想ではありませんが、同じような演奏はそんなにあっても・・と言う感じが正直なところ。だからマーツァルのマーラーは5番とこれで終わり。ちなみにマーラーの苦悩とは何でしょうと前述にありますが・・愛娘を亡くし、弟を亡くし、ニューヨークの職を辞めさせられ、心臓病の悪化、そして何よりも心の支えであるはずの妻アルマの不倫発覚・・あなただったらこういう状況でどのように作曲しますか?譜面に音符だけでなく、書かれているマーラーの言葉を知らないのですか?5 people agree with this review
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守口氏 | 大阪府 | 不明 | 01/June/2008
何回聴いても飽きない。これはマラ9に於いて素晴らしい事であろうか。否。マラ9は1回聴いてもう充分と云う演奏が良い。マーツァルは自分からマーラーに歩み寄れない。曲がマーツァルに歩み寄った結果、たまたま良い結果だったのがマラ3である。綺麗な事は認めるが、後には無いも残らない。これはマーラーではない。5 people agree with this review
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徳力 | 東京都 | 不明 | 20/February/2008
購入した感想を述べる。マーラーの生まれ故郷を意識した本当に自然体の演奏だ。それだけにオケの水準が露になっている。私見だがチェコフィルは一流よりワンランク下がると思う。CDの二枚重ねも最初かなり戸惑った。これもジャケットの写真と併せて減点だ。0 people agree with this review
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カバポチ | 横浜市 | 不明 | 09/February/2008
死の恐怖と格闘している晩年のマーラーの姿はここには無く、交響曲第9番として純音楽的に演奏されている。ワルター&ウィーン・フィルに洗脳された耳にはきついところもあるが、これだけ美しいと抗し難い。9番や10番は曲のイメージとして通常は怖くてなかなか聴けないが、こういう演奏なら心安らかに聴けるところも有難い。2 people agree with this review
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